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◎合同説明会、特集広告を倍増…
群馬県内の大型ショッピングセンター(SC)がテナントの人手を確保しようと躍起だ。
スマーク伊勢崎は13日に合同求人説明会を店内で初開催し、けやきウォーク前橋は
SC全体を特集する求人広告を出す回数を増やした。年末商戦を控えて人手が欲しい時季だけに、
採用が進まない状況にテナントもSCも頭を悩ませている。
群馬労働局によると、2013年5月に1・01倍だった県内の有効求人倍率は本年度に入り、
1・40倍台で推移している。卸売・小売業の新規求人数は7月以降、前年比10~40%増の状況で、
求人需要の高まりが顕著だ。
スマーク伊勢崎によると、13日の合同求人説明会は「ジョブナビ」と銘打ち、アパレルや飲食、
サービスなど約40店がアルバイトやパート、正社員を募集し、各店の魅力や働きがいを紹介した。
全店の4分の1近くが参加する説明会は全国のSCでもあまり例がなく、専門店街が並ぶ
1階通路の“一等地”を会場にする力の入れようだ。
小売業の人材難は深刻だ。参加するテナントの担当者は「求人を出しても応募は月に1人あるかないか」
と打ち明ける。モール側は「業界内ではスタッフが集まらず出店中止になった例もある。多くの人
が求職を考えるきっかけをつくり、潜在的な人材を掘り起こしたい」(担当者)と説明する。
けやきウォーク前橋はテナントの求人情報を集中的に発信する特集広告を例年は3月にだけ
実施していたが、今年は9月にも行った。
テナントが 求人情報を張る店内の 掲示板はキャンセル 待ちの状況が続いている。
担当者は「時給を 2~3割増やしても集まらない店もある」と話す。
小売業界の人材確保が難しくなっている背景を、群馬経済研究所は「少子高齢化や景気の
回復基調を受けた求人需要の高まり、東日本大震災の復興需要で人材が東北や建設業界に
流れるなど多くの要因がある」と説明。「人手を確保するには、賃金を含めた魅力ある職場づくりが求められる」と指摘する。
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