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マレーシアの首相は今週の公式訪問で、中国との防衛・経済協力の深化を模索する。折しもアジア諸国を
米国の勢力圏から外そうと試みる中国に対し、欧米諸国で懸念が深まっているさなかのことだ。
ナジブ・ラザク首相の中国訪問は、中国とフィリピンの外交関係の改善に続く動きだ。ロドリゴ・ドゥテルテ大統領
は先月、北京を訪問した際、米国との「決別」を宣言した。
マレーシアの狙いの一つは、中国から沿岸哨戒艇を購入する契約の交渉だ。哨戒艇の購入は両国間で初の
大規模防衛装備契約となる。もし契約が確認されたら、米国と同盟国の間で動揺を招くことになる公算が大きい。
英国際戦略研究所(IISS)のアジア太平洋安全保障フェローのアレックス・ニール氏(シンガポール在勤)は
「これは、この種の防衛技術を売ろうとする米国と日本の取り組みと直接競合するものだ」と言う。
マレーシアは、南シナ海の岩礁や島の領有権を争っている国の一つだが、同海域に対する中国の遠大な
領有権主張には、大抵、対立を避けてきた。マレーシアの閣僚らは時折、中国の主張にいら立ちを見せたが、
ナジブ氏は節度を強調した。
中国とマレーシアの軍事的な関係は最近友好的になっており、昨年はマラッカ海峡で初の共同軍事演習が実施された。
ナジブ氏の訪中に随行するマレーシアのヒシャムディン・フセイン国防相は、フェイスブックの投稿で中国海軍の
哨戒艇の購入を発表した(後に削除)。
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