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「ＴＰＰ反対していた」と稲田防衛相を追及
2016年10月13日 15:48
参議院予算委員会で民進党の徳永エリ議員はＴＰＰ（＝環太平洋経済連携協定）をめぐり、稲田防衛相がかつてＴＰＰに反対する発言をしていたと追及した。
野党側は１３日も、稲田防衛相をターゲットに追及を続けている。
徳永議員は自民党が野党だった当時の稲田氏の発言が現在の立場と矛盾しているのではないかとただした。
徳永議員「ＴＰＰは日本をアメリカの価値観で染めるということですから、そんなことをしているうちに日本はつぶれてしまいますよ、そうおっしゃっています。
今改めて、この時の稲田大臣のご発言、どのように思われますでしょうか」
稲田防衛相「その時に国益を守る基準なくしてＴＰＰに突っ込んで行くことについて、大変、危機感がありました。
安倍政権になって、安倍総理とオバマ大統領との間で、聖域なき関税撤廃でないということを確認をしてＴＰＰ交渉に入り、また２年間タフな交渉を続けて、国益を守ってきたということでございます」
稲田防衛相はこのように「安倍政権下での交渉により国益を守った」と説明した。
これに対して徳永議員は「ＴＰＰの中身は変わっていないはずで、なぜ稲田大臣の心が変わったのかまったく理解できない」と述べた。
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