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URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
先日、NHKの番組で紹介された貧困家庭の女子高生に対し、「やらせ/捏造だ」とする騒ぎがネットで発生し、この騒動に乗っかったメディア「ビジネスジャーナル」がNHKの報道を「捏造」と指摘するような記事を掲載。
結局は捏造が事実かどうかも不明確な状態で無責任な内容の記事を発信し、さらに記事中に載せたNHKからの回答が架空のものであり、その記事自体が「捏造」だったことが判明して、後日謝罪する事態に発展しました。
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この記事では件の女子高生の騒動そのものについてはことさらに言及しませんが、「ビジネスジャーナル」の行動も、それに同調するタイプのネットの反応も、さらに便乗してきた某議員の振る舞いも、極めて思慮が浅く愚かしいものだと考えています。
ネットでのネガティブな反応がここまで沸き上がった背景には、「ビジネスジャーナル」のように企業が運営するメディアの暴走もさることながら、数々の「まとめブログ」が扇情的な記事を書き、騒動をあおったことも一助になったのだと思います。
前提としてここで表現している「まとめブログ」とは、2chやTwitterなどの反応をまとめるタイプの、表向きには企業による運営を挟んでいないブログのことを指しますが、弱者や少数派などに関わる社会性の強い話題を取り扱うとき、
ほとんどのまとめブログは記事の方向性を「弱者たたき」や「少数派たたき」へと舵を切る傾向にあります。
理由は簡単で、負の方向へ注力された記事のほうがまとめブログを愛読するタイプのネットユーザーの感情に響きやすく、共感を呼びやすいからです。
今回の騒動に関しても私の確認したところ多くのまとめブログでは、対象の女子高生たたきはもちろんのこと、報道事態が捏造であることを前提にしたような偏向が多分になされています。