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東京 練馬区 ひとり親家庭支援で新たな部署設置へ
9月13日 17時58分
子どもの貧困が深刻化するなか、東京・練馬区は、ひとり親家庭への支援を強化しようと、仕事や養育費などひとり親家庭からの相談を一元的に受け付ける専門の部署を来年度新たに設置する方針を固めました。
１７歳以下の子どもの貧困率は平成２４年の時点の推計で１６．３％とこれまでで最も高くなっていて、背景には所得の低いひとり親家庭の増加があると指摘されています。
こうしたなか、練馬区はひとり親家庭への支援を強化するため、来年度、専門の新たな部署を設置する方針を固めました。区が、ことし４月、区内のひとり親家庭を対象にアンケート調査を行った結果、
所得を増やすために転職や資格の取得を希望している世帯や離婚相手との間で養育費の取り決めがない世帯が多いことがわかったということで、新たな部署では、養育費の確保や資格の取得に向けた支援を行ったり、
子育ての悩み相談を受け付けたりする予定だということです。
会見した練馬区の前川燿男区長は「これまではひとり親支援の総合的な窓口がなく、縦割りだった。専門の窓口を設けることで、すべての相談を受け付け必要に応じて担当部署につなげ、手厚い支援を行いたい」
と話しています。
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