16/08/05 15:24:54.62 XtmCq+OI0?2BP(1000)
sssp://img.2ch.sc/ico/002.gif
菅義偉官房長官らによる米軍基地と振興政策の「リンク」容認発言で4日、沖縄県
内に激震が走った。
官邸による初めてのリンク論明言について政府関係者は、島尻安伊子前沖縄担当
相が参院選で落選した事に起因すると指摘した上で、淡々とこう語った。
「沖縄に関して失うものはない。(もう後戻りできない)ルビコン川を渡ったのだから」
リンク論容認への転換の背景について、官邸関係者は
「基地とリンクするとか、しないということが厳密には問題ではない。
予算を減らすことが目的だ」
と解説する。
関係者は、昨年の2016年度予算編成まで官邸を中心に予算を削減する方向で
調整していたが、島尻氏の沖縄担当相就任によって「事情が変わった」と打ち明ける。
16年度予算は、14年末に就任した翁長雄志知事が初めて編成に関わった予算。
官邸は当初から沖縄振興での知事への「兵糧攻め」を考えていた。
別の官邸関係者はリンク論について「パンドラの箱だった」と語る。
菅氏は参院選直後、従来からの方針通りに振興を進めることについて否定的な考え
を内閣府沖縄担当部局の幹部に伝え、ついには4日の記者会見で質問に答える形
で自ら基地と振興のリンクを持ち出した。
ただ、「リンク論」の理屈付けは準備が整っていなかった。
菅氏の発言前、ある関係者はリンク論の容認について
「国会答弁の形になるのか、時期は分からないが政府方針を改めて(リンク論を)
出すことになる」
と語り、リンク論の容認はまだ先になると見通しを語っていた。
そのため、従来から政策を転換する理屈は整わず、菅氏が記者会見で急きょ持ち
出したのが「跡地利用」との関連性だったと事情を明かす。
URLリンク(ryukyushimpo.jp)