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前回、2ちゃんねるの嫌儲板の住民である「嫌儲民」たちに見られる“反知性”的な傾向を指摘した
―この連載の第二十六回で述べたように、「反知性主義」という言葉の乱用は避けるべきだと考えているが、
「嫌儲民」の一部については“反知性”という言葉がしっくりくるような気がする。
自分たちが複雑な 文章を理解できず、学問的な議論についていけないことを、素直に認めようとせず、
自分たちに理解できないものは“無意味”だと決め付け、“無意味なこと” を論じたり教えたりすることを仕事にする学者や教師を糾弾しようとする傾向だ。
彼らは、「嫌儲」を標ぼうしているくせに、“金になる研究”をやっている理系の学問は何となくリスペクトしている風を装いたがる。
中には、理系の学生・研究者を装って知ったかぶりをする者もいる。そして、(彼らの妄想の中の)“理系”との対比で、文系の学問は役立たずだと罵る
―理系の研究が文系よりはるかに多くの予算を必要とするのは確かだが、費用をかけたからといって、その支出に見合う成果が出るとは限らない。
文系の学問の中でも、難しさの象徴と思われ�