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顔を解析するだけで、テロリストや小児性愛者など、その人の素性をあぶりだす技術が開発される(イスラエル)
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イスラエルのスタートアップ企業が人の顔を解析することで、肉眼では判別できない人となりを割り出す技術を開発したそうだ。
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治安維持を担う当局とすでに契約を交わしたフェイスプション社によれば、同社の名を冠するフェイスプション技術はテロリストの判別のほか、
凄腕ポーカープレーヤー、外交的な人間、小児愛者、天才、あるいはホワイトカラー層の犯罪者などを特定できるという。
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ただしこうした取り組みに対して、倫理的な問題に対する懸念や、この類の技術につきまとう限界を指摘する声が専門家から上がっている。
「顔を見ただけで殺人を犯すかどうか予測できるとでも? 仮にできたとしても逮捕してもいいものでしょうか?
これについては間違いなく物議を醸すでしょうね」とワシントン大学のペドロ・ドミンゴス氏。
ギルボア氏の話では、フェイスプションによって問題となりそうな特質が予測されたとしても、それが一般に公開されることはないようだ。
だがコンピューターシステム自体の限界にも危険が潜んでいる。
その対策として、フェイスプション社では危険人物の判別には判定結果以外にもきちんと情報を集めるよう政府に促している。
それでも本技術から得られた情報を利用することで、何らかのトラブルに巻き込まれる人が出てくるだろう。
「その判定が正確であるという証拠は極めて希薄なものです」とプリンストン大学で顔認証を研究するアレクサンダー・トドロフ氏。
彼は人相学など100年前にすでに終わった学問だと切り捨てる。
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実は最近、フェイスプション社はその技術をあるポーカー大会に応用して優勝候補の予測を試みている。
ゲーム開始前に50人のアマチュアプレーヤーの顔を解析し、4人が優勝候補として判定された。
すると、そのうち2名は3人いた決勝戦進出者に含まれていた。
ちなみにその解析は、参加者50人の顔写真をプロのポーカー選手のデータと比較することで行われている。
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現在、人工知能を利用してこうした解析結果を導こうと挑戦が行われている。
スペインの研究者はサーモグラフィックカメラを利用して、ある人物が恋をしているか客観的に判別するシステムを開発したそうだ。
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コンピューターは、それが”訓練”されたサンプルに対してしか高い予測精度を得ることができない。
したがって、もし少ないデータや古いデータに基づいて判断しようものなら、その結果は不正確なものとなる。
さらに的確な予測ができたとしても、その理由が必ずしも正しい根拠に基づいているとは限らない。
前出のドミンゴス氏はそうした例として、同僚が開発する犬とオオカミを判別するシステムを挙げる。
実験では、同システムはほぼ100%の確率で正答することができた。
しかし、その高い精度の根拠となったのは、写真の背景にあった雪であった。
オオカミが写っている写真の背景にはどれも雪が写っていた一方、犬の写真に雪は写っていなかったのだ。
ただしそれでも機械学習による驚きの成果が日々報告されていることはドミンゴス氏も認めている。
「顔に書いてある」という比喩はもはや比喩ではなく、現実のものとなる未来がついにきているようだ。
様々な技術を併用して用いることでその精度は高まりつつあるのだろう。
だけどさ、監視カメラかなんかに写った顔を見られて「あ、こいつ独身だな」、とか「欲求不満だな」とか、
本人の知らないところで勝手に誰かに分析されて納得されてるとか、
そんなプライバシーダダモレの顔ひっさげて町歩けなくなるじゃないのさもう。
カラパイア 2016年05月30日
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