16/05/14 01:59:50.06 RtR+7D3U0?2BP(1000)
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日本の少子高齢社会の原因を「若者の生きにくさ」に結びつける主張が多い。もはや「常識」レベルだと考えている人達もいる。
だがちょっと待ってほしい。
少子化と言うのは突き詰めれば、合計特殊出生率の低下。とくに2.0を下回ると基本的に人口は減っていく。
上記のグラフをみると戦後のベビーブームが終わった後は出生率は急激に低下し、1950年代~1960年代は2.0をちょっと上回
るぐらいで推移している。その後1972年頃から再び減少し、1975年に2.0を割り込んだ後は基本的に回復していない。すなわ
ち出生率だけ見れば少子化は1975年から始まっている。
まあ何が言いたいかというと、出生率の低下は1970年代や1980年代にすでに低下して2.0を下回ってるのだから、
少子化の原因は最近の(たとえば1990年代以降の不況の)ためではないだろう、と。不況や格差で生きにくいから子供
を作らなくなったというなら、1970年代や1980年代からすでに出生率が低下してるのはなぜなのか。
よく「少子化は日本の○○が原因」というけれど、基本的に先進国は戦後どの国も出生率は低下してるんだよね。
ドイツなんか日本といい勝負。イタリアも。
よくスウェーデンは少子化を克服したと言われてるけど、どうなんですかね。単に波打ってるだけなんじゃ(苦笑)。やっぱ小
さな国は変動が激しいんじゃ。だってスウェーデンの人口って東京都以下だよね