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<プランクトン>新種?会津地方の沼で発見…水族館で展示
福島県猪苗代町の「アクアマリンいなわしろカワセミ水族館」の飼育員、平澤桂(けい)さん(39)が新種の可能性があるプランクトンを会津地方の沼で発見した。
見かけは、青森県以北に生息している「キタホウネンエビ」に似ているものの、体の色や雄の触角の形などが異なっており、新種としての断定を目指して特定作業を進めている。水族館は24日ごろまで一般向けに展示している。
平澤さんが、昨年4月に会津地域の自然環境調査で発見。今年4月にも、同じ沼で採集できたという。
プランクトンは、雄雌ともに体長が20ミリ程度で、表面はオレンジ色をしている。雪解け水がたまる場所に生息しており、卵は乾燥して長期間休眠するのが特徴。雪解け時期を迎えると、ふ化する。
外観は400キロ以上離れた北海道石狩市と青森県むつ市、東通村でのみ発見されているキタホウネンエビ(緑色)のようだが、体色や体長が違い、特に雄の口元にある触角の形が異なっている。昨年10月の第53回日本甲殻類学会で発表した。
水族館は、茨城県自然博物館と協力し、新種かどうかを特定する作業を進めている。外来種の可能性も踏まえて、国内外のキタホウネンエビ科の標本と比較したり、論文を精査したりしている。
平澤さんは「仮に新種ではなくても、会津には未知の生物が多く生息し、自然が豊かに残ることが裏打ちされた」と話している。【岸慶太】
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