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ドル107円後半に下落、年金の買いでも108円台維持できず
2016年 4月 11日 3:43 PM JST
URLリンク(jp.mobile.reuters.com)
[東京 11日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、8日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、
小幅にドル安/円高の107円後半。米国の早期利上げ期待が一段と後退する中、実需や
資本勢の買いフローが流入したものの108円台を維持できなかった。
ドルは朝方の高値108.33円から徐々に下値を切り下げ一時107.63円まで下落。その後、
輸入企業や年金系の買いが入りいったん108円台に戻したが、間もなく反落し、107円台後半での
もみあいとなった。
週末には、菅義偉官房長官が107円台までドル安/円高水準が進んだことに関し、ロイターとの
インタビューで、偏った動きには「日本として対策をやる用意がある」と述べたことが伝わった。
しかし、「介入に否定的な見解を示した安倍総理の発言も記憶に新しく、107円台で、介入
警戒感が強まっているとはいえない」(国内銀)との声が聞かれた。
「(市場参加者は)ドル=107円台を受け入れつつある。今後は、市場で『105円をターゲットに
する』という見方がそろってくると、潜在的な買い手は105円台まではドル買いを手控えることに
なり、自己実現的に105円までのドル下落が達成されるだろう」とマーケット・ストラテジィ・
インスティチュート代表の亀井幸一郎氏はみている。
市場では、8日に発表された2月の米卸売在庫が前月比0.5%減と2013年5月以来の減少幅
となったことで、「米国は4月に利上げを実施するような状況にないことが、改めて確認された」
(国内エコノミスト)との声が出ていた。
2月の卸売在庫を受けて、アトランタ連銀のGDPナウは、第一四半期の成長率予想を4月5日
時点の0.4%から0.1%へ下方修正した。
8日の米ニューヨーク連銀のダドリー総裁の発言について、亀井氏は、インフレ指標が
1.7%まで加速したにも関わらず、持続可能性を不安視したイエレン議長と同様に「ハト派的な
内容で、ドル高是正的なニュアンスがあるのではないか」とみている。
ダドリー総裁は、FRBが注目するインフレ指標が今年目標の2%には届かないだろうと指摘し、
FRBが再び追加緩和の実施を迫られるような状況悪化のリスクを依然警戒している、と述べた。
ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=
午後3時現在 107.91/93 1.1406/10 123.09/13
午前9時現在 108.29/31 1.1403/07 123.49/53
NY午後5時 108.06/08 1.1399/04 123.17/21
(為替マーケット・チーム)