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普通列車が車掌置き去り ＪＲ奥羽本線２本に遅れ
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27日午前7時20分ごろ、上山市北町弁天のＪＲ奥羽本線茂吉記念館前駅で、米沢発山形行きの普通列車（4両編成）が、男性車掌（55）＝山形運輸区＝をホームに置き去りにしたまま発車した。
男性運転士（30）＝同＝は約4分後、次の蔵王駅で輸送指令室（仙台市）から連絡を受け、車掌が乗車していないことに気付いた。
運転士が車掌の合図を待たずに出発したことが原因とみられ、ＪＲ東日本山形支店広報担当は「非常に珍しいことで、恥ずかしい」としている。
車掌は別のＪＲ社員が運転する車で蔵王駅に向かい、列車は30分遅れで同駅を出発。上り普通列車1本も6分遅れ、計600人に影響した。
同支店によると、この列車は通勤や通学の利用者で最も込み合うといい、定員約550人に近い乗車率だった。
茂吉記念館前駅を発車する際、列車のドア付近が混雑し、前から2両目の中央のドアが閉まらなくなった。
最後尾の車両にいた車掌がホームに降りて、ドア付近の乗客に奥に移動するよう案内。
ドアが閉まった後、車掌が乗り込む前に出発した。
車掌はホームに備え付けの電話で輸送指令室に置き去りにされたと連絡。
指令室が無線で運転士に伝えた。車掌はその後、かみのやま温泉駅の社員の車で、蔵王駅に向かった。
運転士と車掌は車内電話で連絡を取り合っており、通常、運転士は車内電話で車掌からの合図を受け、発車させる。
運転士がこの確認をしないまま出発したとみられ、ＪＲ東日本は当時の状況を調べている。
ＪＲ東日本は「今後このようなことが発生しないよう、社員指導を徹底する」とコメントした。
またやらかしたのかｗｗｗ