10/01/03 09:17:06 bndAsQ9x0
>>792
制御コード(電文:コマンド)に立ち返って判断するのが基本。
7社協議決定の仕組みかどうかで決まる。PTはこの7社コードだからATS-Pそのもの。
その微妙な違いについては、地上装置と車上装置とに分けて論ずる必要がある。
「地上装置」はその内部構造から、まずは一種のボードPCであるエンコーダ(EC)の有無で大別。
ECありはプロトタイプのH-ATS。全面型として京葉1型、東中野事故対応2、3型と、4N型が束。
酉の統合型は双方向通信を直近地上子1基に限って現示アップ制御を残してコストダウンを図ったもの。
ECなしで信号条件だけで無電源地上子の制御コード(電文)を切り替えるコストダウン型がPN型。
PTは6電文以上必要な箇所にはEC式地上子、5電文以下には無電源型(=PN)を採用。
(……というよりPNだっておそらくそうだろう。「独自コード路線」断念の照れ隠し(w)
これまでのPは全現示に対応して異なる距離コマンドを発する多現示方式だが、
PTは停止R現示のみを扱う単現示方式としてコストダウン。
R現示なら目前の信号機までの距離、R以外の進入許容現示なら一律に次の信号機までの距離を
送ることにしてコストダウン。このため短閉塞でも600m地上子を省略できなくなった。
(続1)