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JR東海社員7人が無賃乗車 イコカ悪用、258回
JR東海の社員7人が、勤務する三重県内の駅に出勤する際、近鉄線を無賃乗車していたことが16日、わかった。関西圏の私鉄とJR各社で利用可能なIC乗車券「イコカ」で乗車し、
近鉄線と併設の勤務先のJR駅で、社員に提供される特別な乗車証で下車、イコカの入場記録は駅窓口の処理機で不正に消去していた。
JR東海は事実を確認し、社員を処分したが、公表をしていない。
JR東海によると、不正は2008年8月から10年2月までに258回で、不正金額は計10万3300円だった。処分された社員は、桑名駅(三重県桑名市)勤務の5人、
松阪駅(同県松阪市)勤務の1人、車掌1人。
7人は不正乗車時、いずれもJRと近鉄が乗り入れている桑名駅に勤務しており、JRの改札から、JR東海管轄の鉄道を利用できる「職務乗車証」を使って下車していた。
下車後、イコカに残される入場記録を、駅にある窓口処理機で不正に消去、近鉄の運賃は一切払っていなかった。
JR東海は、この事実を今年に入って把握、社員を処分すると共に、近鉄には賠償とおわびを済ませたという。
ただ、「社内で厳正に対処し、近鉄への対応も済ませた」(JR東海広報部)との理由で、不正の事実を公表せず、7人の処分内容も明らかにしていない。
また、イコカと職務乗車証を併用した不正乗車は、JR東海関西支社(大阪市)の管内の駅でも行われていたとの情報があり、現在、他に不正がないか調べているという。
鉄道会社社員の不正乗車は、相模鉄道(横浜市)も同日、発表している。同社は、不正乗車した社員を解雇した、と公表した。
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