09/08/21 04:42:06 LOQZlSJ0O
>>390-391
現今の京成電鉄本社社屋は
たしかにがっかりする外観で何かしらの改善を期したいとは思う。
案として建て替えや移転などの話が進むのもいい。
だが、
あの社屋が戦前の日本の建築に見えると言う説は
戦前の日本の建築を全く知らないという謗りを免れまい。
“戦前の日本の建築”が悪いとは思わないな。
押上の京成電鉄本社社屋は、むしろ、戦後復興期から高度成長期前夜の間の
美学や力学などが軽視された時代を思わせる建築に見えるから非難されるべきなんだよ。
東京の、大震災のあとの大正や、昭和一桁のビル建築には優れた物件が多い。
大震災を味わったあとの教訓が活かされ、明治が育んだ和魂洋才が伝わる不易流行の美学もよく調和した名建築がたくさんある。