09/10/23 21:34:09 Jx1Q9A+X0
現在のATSでは、5段階(各線の最高速度、70km/h、50 km/h、30 km/h、20 km/h)の照査速度を
上限とした制限を設けていることから、停車駅では、その照査速度をATS信号として列車で検知しなが
ら段階的な制動操作(添付資料:現行ATS のパターンによる運転イメージ)を行う必要がありました。
一方、今回、改良を加えたATSは、列車の停車駅において、制動開始から停止するまで、放物曲線を
描くような設定の照査速度(パターン)と、実際の走行速度の比較を連続的に行い減速できることから、
従来と比べて高い速度での停車駅への入駅を可能にしつつ、滑らかな制動操作ができ、かつ、万一の場合
も確実に列車を停止できるようになりました(添付資料:改良型ATS のパターンによる運転イメージ)