10/04/28 19:50:39 EwNy7HOhO
ある牧場近くの街を歩くゲデ子。
「牛が逃げたぞ!捕まえてくれえ!」
叫び声に振り返った彼女の脇を逞しい牡牛が猛然と駆け抜けていく。
後から何人か追い掛けるが誰も追いつけない。
その牡牛の見覚えのある後ろ姿にゲデ子の口元が綻ぶ。
やがてあの旅で出会い苦楽を共にした仲間たちへと思いは巡る。
次の場面へ
693:氷上の名無しさん@実況厳禁
10/04/28 20:21:28 l1vZoj4D0
>>684 乙です。
美姫は例のスケータースーツで色々な衣装や動物に変身して、一人楽しんでいた。
「もうすぐこの機能ともお別れなのね…名残惜しいから、記念に悪戯しちゃおっかな♪」
練習の最中なのにおしゃべりしている大輔と未来の前に、スッと現れる歌子先生。
ビックリして慌てふためく大輔。そしてペコペコ頭を下げる。
美姫「うふふふ♪私よ、私。二人とも随分楽しそうじゃない?」
大輔「…なーんだ美姫ちゃん!止めてよーそういうのーー」
未来がさっと二人の間に入り、大輔をかばう。
未来「駄目!ダイスケさんに意地悪しないで!たとえ美姫ちゃんでも、未来許さないから!!」
たまらず吹き出す、美姫&大輔。 向こう側で練習していた真央と信成も腹をかかえて笑っていた……
次の場面へ
694:氷上の名無しさん@実況厳禁
10/04/28 20:24:03 mbLoN4r4O
自分もちょくちょく参加してたけどこのスレ内でウイルス編終わって良かったよ…
トラが放置気味だったんで、べるるんと蜂の時に捩込んだのが初めての書き込みだった
その後暗室の事とかゆかさんと豚とかKDVPスイス行かせたり
またトラが目立たないんで寿司屋行かせたりADSLの夢の中に行かせたり…
最後に何とか暗黒舞踏をねじ込めたのが一番良かったかなw
次からは八割ギャグでウイルスの設定みたいに面倒なのは無しにしてはどうか?
所詮ネタスレだし、シリアスはたまにあるからいいもんで…
一話一スレで完結、ってルールもいいと思う
ともかく読んでた人も書いてた人も皆乙!
695:氷上の名無しさん@実況厳禁
10/04/28 21:25:09 k1cPnMrz0
ROM専でしたが、職人の皆様乙でした!楽しませていただきました。
ギャグもシリアス展開もwktkしながら読みました。
ウィルス編が無事終わったのが何よりです。
>>684
スレ立て乙です
696:氷上の名無しさん@実況厳禁
10/04/28 22:11:20 RPvIibd70
職人の皆さま本当にありがとうございました&お疲れさまでした。
とっても楽しかったです。
皆のスケートに対する愛があふれていて暖かい気持ちになれました。
ROM専でしたが私にも文才がほしいな、と強く思いました。
697:氷上の名無しさん@実況厳禁
10/04/28 23:19:16 RCSadvxG0
「よし、これでOKっと」
バトルは一通のメールを送信した。
水族館で稼いでくれたPちゃんへのお礼メールだ。
お気に入りのお菓子も別便でたっぷり送っておいた。もちろん元払いだ。
「これはどうしよっかなー」
見ているのはランビエールからのメール。
大切なコレクションが吹き飛んで戻ってきた経緯が長々と書いてある。
ヒトPが稼ぎ出したお金のことを聞いて
バトルに助けてメールを送ったのだ。
研究所で進めてきたウイルスの研究費と
今回の事件で自分にきた請求書を支払うと
ぎりぎり残りのお金でランビエールの着払い料金を支払えそうだ。
「仕方ない、払ってやるか」
大変な思いをしたことだし、元々はなかったお金。どうせあぶく銭だ。
「お礼としてコレクションの一部を見せてね、と」
ランビの幅広い趣味を知ってか知らずかバトルはメールの最後にそう付け加えた。
698:氷上の名無しさん@実況厳禁
10/04/29 00:07:56 3OfLHU320
>>687
私も蜂とてんと虫が大好きでした。虫かてでけることがある!にはジワ~っときたな…。
あとリスデマンの諸々の活躍っぷりに、山盛りのドングリ上げたくなったw
職人の皆様、心底乙でした!
699:氷上の名無しさん@実況厳禁
10/04/29 00:13:27 HYEYzJPXO
ライサ始めた人です。話の繋ぎがすごくて感動しました。
リレーの楽しさを知りました。ありがとう。
700:氷上の名無しさん@実況厳禁
10/04/29 01:05:09 8mrvzxl30
>>699
どのライサも面白かったです!お疲れ様です。
701:氷上の名無しさん@実況厳禁
10/04/29 01:30:34 RQYe9fCu0
次スレもたったのか
楽しく読ませてもらってたよ。ちょっとだけネタに参加したり
702:氷上の名無しさん@実況厳禁
10/04/29 09:44:17 ZIMUZrMi0
銀盤のプリンシバル ジェーニャの産みの職人さん、GJでした!
ほんとにあのネタは笑わせてもらったし、マジでアニメになるといいと思ったものでした。
漏れも「クワドを継ぐ者」を投稿させてもらいました。
どうせなら、銀盤の~、でスレできないかなと思ったりしている次第です。
立てるなら別板が妥当でしょうが、どうでしょうか?
なにはともあれ、職人さんたち、お疲れ様でした。
やっぱジョニ子はいいキャラだな~~~~~
703:氷上の名無しさん@実況厳禁
10/04/29 10:10:26 QosTnpkS0
仕事はやいね 何を書いても荒れる
704:氷上の名無しさん@実況厳禁
10/04/29 10:11:18 QosTnpkS0
すいません誤爆してしまいました。
する~してください
705:氷上の名無しさん@実況厳禁
10/04/29 16:36:50 j2q4xeEi0
「銀盤(ry」面白かったよね!
次スレでもちょこちょこ挟んでくれたらうれしいです。
706:氷上の名無しさん@実況厳禁
10/04/29 21:38:55 XfvTJn+f0
残り9KB使っちゃおっと……
第1巻 1~4話
第1話 「名前はジェーニャ」
ロシアのあるところに、ジェーニャという男の子が生まれました。
生まれて9カ月で歩けるほど運動神経がいいジェーニャですが、とても体の弱い子供でした。
両親は心配してジェーニャの体を鍛えるため、スケートリンクにつれていくことにしたのです。
第2話 「初めてのリンク」
すぐにスケートがうまくなったジェーニャ。
スケートの他に民族舞踊も始めたけど一番好きなのはスケート!
コーチの皆がジェーニャを取り合ったけど、ジェーニャは自分の意志でスケートを選んだのです。
でも困ったことになりました。ジェーニャが通うスケート学校が閉鎖されることに!?
第3話 「ぼくは強化選手」
スケートを続けたいジェーニャ。
えらいスケートの先生に認めてもらえば、スケートを続けられるかもしれません。
がんばって練習の成果を見せたところ、先生のお眼鏡に適ってスケートができることに!
でもそれは、大好きなお母さんと別れることでもありました。
第4話 「サンクトペテルブルク」
一人でサンクトペテルブルグに住むことになったジェーニャ。
知らない人ばかりの町は危ない事ばかりです。
ご飯は食べられないし、同じ生徒たちはいじわるだし。
バナナの誘惑がジェーニャを襲います。
第2巻 5~8話
第5話 「ありがとうミーシン先生」
ミーシン先生のおうちに一緒に住めることになったジェーニャ。
スケートの方も順調です。いじめる人だけではなく、ウルマノフ先輩みたいにかばってくれる人もでてきたし。
でもそうではない人たちもいます。
ただそのなかで一人とびぬけた実力の人がいて……
第6話 「4回転」
14歳になったジェーニャ。ついに4回転に挑戦!
そして世界ジュニア選手権にも。どんどん力がついてきてうれしいジェーニャ。
ミーシンコーチも力を入れて教えてくれます。
でも、他の皆もミーシンコーチに教えて欲しいみたい。
第7話 「ライバル」
ワンバナナを滑ったリョーシャ先輩。
ミーシンコーチにとめられていたのに何で滑ったのだろう。
ジェーニャは不思議でなりません。
リョーシャ先輩は、深く悩んでいたのです。
そして二人の対決が、図らずも始まることに……
第8話 「リョーシャ先輩の旅立ち」
世界選手権にでたリョーシャとジェーニャ。
1位を取ったのはリョーシャ先輩でした。
世界最年少で表彰台に上ったジェーニャは、2つのエキシビジョンを演じます。
でも、そのすぐ後でした。リョーシャ先輩が旅立つのは……
707:氷上の名無しさん@実況厳禁
10/04/29 21:39:36 XfvTJn+f0
第3巻 9~12話
第9話 「恥ずかしいプログラム」
リョーシャを倒し、世界1位となったジェーニャ。
世界王者の称号とともに踊るエキシビジョンは、全世界を驚きと悲鳴の渦に陥れた。
その腰振りを習得するのに、どれほど苦労をしたか、ジェーニャしかわからない。
第10話 「初めてのオリンピック」
オリンピックの年がきた。急いで完成させたプログラムも完璧に仕上げた。
足の怪我が不安だけれど、後はリョーシャとの全面対決を残すのみだ。
しかし、ジェーニャは五輪の『魔物』に足をすくわれる。
第11話 「やけくそカルメン」
ショートで転倒し、大きく出遅れたジェーニャ。ライバルリョーシャは完璧な演技をしてのけた。
どんな演技をしても勝てる要素がない。リョーシャがミスをしない限りは。そしてミスをするリョーシャではない。
「僕のオリンピックはまだ終わっていない!」
ミーシンのことばに反論し、ジェーニャは最後の賭けにいどむ。
第12話 「ブリザード」
完璧な演技をしたジェーニャ。完璧な演技をしたリョーシャ。
オリンピックは終わった。
凍りつく表彰台。
途方に暮れるジェーニャを、原因不明の病が襲う。
第4巻 13~最終話
第13話 「負傷との戦い」
右足首の負傷のせいで、世界選手権を棄権することにしたジェーニャ。
体で苦しむのはジェーニャだけではなかった。
彼が、引退を発表した。
第14話 「新EXは一人二役?!」
落ち込むジェーニャを慰めるために、ミーシンが新しいエキシビジョンのアイデアを持ってきた。
真っ赤なスカートをはいて練習するジェーニャ。
第15話 「運命のニジンスキー」
ロシアを代表するバレエダンサー、ニジンスキーの自伝を読んだジェーニャ。
感動した彼はこれをプログラムにすることを選ぶが、振付をユーリと考えても音楽が決まらない。
そんなとき、ジェーニャはとある天才の音楽を知る。
最終話 「伝説のオール6.0」
銀色の氷の上に、プリンシバルが降り立つ。
涙と感動の演技を、しかと刻め。
708:氷上の名無しさん@実況厳禁
10/04/30 00:14:24 2/Okzcvp0
もういらないかもしれませんが、
エンドロールに間に合わなかった方の為に立ててみました。
スレリンク(sposaloon板)
709:氷上の名無しさん@実況厳禁
10/04/30 15:27:55 2/Okzcvp0
崇彦君はどうしてるんだろう?
710:氷上の名無しさん@実況厳禁
10/04/30 23:41:36 29R36G6G0
あれからどれくらいったったのだろう・・・
周囲からウィルスに関するあらゆる記憶、証拠、研究成果が急速に消えつつあった。
崇彦は横浜のとある公園にいた。
小高い丘から前方を見ると、見えるのはベイブリッジ。
騒動が収まった後、彼はしばらく世界を彷徨っていた。
時々送られてくる心配のメールには短く返事を書いてやり過ごしていた。
「本当は、前に進まなきゃいけないのに・・・」
そう思いながら、心のどこかにある虚しさ、寂しさ
その気持ちをもう少しだけそのままにしておきたかったのかもしれない
「出来れば、さよならを言いたかった・・・」
何も言わずに召されていった、クリプトン人の魂たち
もしかしたらこれは哀悼の気持ちから来るものなのか
「・・・でも、結局ここに来てしまった。今はこの場所がじぶんの居場所なのかもしれない」
地元の名古屋ではなく、恩師のいる横浜
「わがままだけども、もう少しこの気持ちのままでいさせて欲しい」
自分の記憶の中からも徐々に消えつつあるウィルスに関する記憶
この事実を一日でもながく憶えていたい
この気持ちを永らえることが自分にとっての彼らへの餞
もしかしたら、長老達は困った顔をするかもしれない
でもこれは自分自身が決めたこと
「・・・・さようなら、ありがとう・・・」
空に向かって声を掛ける
その先に見えたのは明日が紡ぎだす小さな未来
711:氷上の名無しさん@実況厳禁
10/05/01 13:52:23 RjPQol++0
ウィルス編について大体の拠点とおおざっぱな時間の流れを書き出してみました。
大まかな場所のみなので、名古屋等細かな場所は省きます。
ランビエール家(スイス)---------最初の拠点。各国から続々とスケーター達が集合。後にほのぼのゲデ子一行の拠点に。
スケーターズに勝手に破壊されたり飲み食いされたり、襲撃者が来たり。結構散々な目に
あっている割にはゲデ子達によって修復され、最終的には奇麗に。
水族館とトロント大学(カナダ)---------ウィルスと、クリプトン星にある水によく似た成分の水を研究中。
パスツール研究所(フランス)------ウィルスを研究中。
高田馬場スケートリンク(以下日本)-------スケート力を高め、安定させる選手が続出。
早稲田大学研究室----------------------------基本の拠点。襲撃されり、せっぼん祭りがあったり。
由布院-------------------------------------クリプトン星にある水によく似た成分の温泉がある。
熊本の某ホテル------------------------スケーター達の最終拠点。寿司を大量に出したり、襲撃されたり。
宴会場には夢のビジョンやBF(バトルフィールド)を映し出すテレビがある。
夢の世界の時間が長いが、実際には数日も経っていない。
熊本の元スケート場------------------ホテルから数分の場所にある。地下にはクリプトン製の実験室を兼ねた迷宮がある。
リンク自体が巨大な装置になっているのだが、うまくカモフラージュされている所為なのか
敵のアジトには見えない。ワープ装置でのみ地下の迷宮に行ける。
地下の迷宮はBF(バトルフィールド)とワープ装置でつながる。
BF(バトルフィールド)-----------最初に小塚が飛ばされた最終決戦場。空が見えるが外かどうかも解らない。何処にあるのかも不明。
移動手段はワープ装置のみ。熊本の元スケート場近くと、ホテルの宴会場とワープ装置でつながる。
阿蘇山地下のクリプトン製スケートリンク-------------最初に中に入るには、二つのアイテムと適切な人物が必要。ホテルの宴会場と最終的にワープ装置でつながる。
せっぼん祭りあたりで旅行に出かけて、帰って来たらドシリアスな展開になってて正直焦りましたが(汗)
(謎とか作っておいてそのまま、というのは許せないタイプですので…)
なんとかオチをつけられてよかったです。あれで良かったでしょうか?皆さんならどうしました?
色々矛盾な部分(時間の早さとか)はありましたが細けぇことはry
現在ROMの職人Dでした。
最後の方はパソコンにつっぷしてリアルで小塚君状態でした…本当に纏まって良かった(涙)
712:氷上の名無しさん@実況厳禁
10/05/01 15:57:12 hhbBrcwX0
ADSLの夢が最後「二重人格」になったのは、なんかうまくハマりましたね…