10/04/13 00:27:46 ALW4P0p7O
実はクリプトン星出身であったカナダ水族館若手飼育員。
彼はいろんな水棲生物の世話をしてきたが豚さんの世話は初めてである。
しかも詳しくはウイルスにより豚になったフィギュアスケーターだ。
大人しいもののだんまりな豚さんに飼育員は四苦八苦していた。
ヒトPちゃんは逃げ出したりしたけど楽しかったなぁ…彼は無事だろうか?
人間に戻れたのだろうか?
今、心からヒトPちゃんを心配している登場人物は世界中でこの飼育員さんだけだ。
豚さんはわざわざアメリカから心配して来てくれた二人に何も言葉をかけようとしない。
今の彼は豚の鼻と耳としっぽのついた人間、いわゆる豚人間。
豚人間←→豚に戻るを繰り返しているのが現状である。
話そうと思えば話せるし動こうと思えば動けるはずだが…。
「ねぇ豚くん、君はツイッターが好きなんだよね?
ノートパソコンを持ってきたからよかったら使いなよ。」
メリルとチャーリーに聞いた情報を元にパソコンを与えてみた。
が、やはりしょんぼり顔で見つめるばかりである。
悩む飼育員がふと携帯を見ると一通のメールが届いている事に気付いた。
送り主はアボットの為に日本へ行ったコーチのユカさん。
送信時間は日本時間だと昨夜にあたる。
実はユカさん、温泉出発前夜さっさと寝ると見せかけてメールを送っていたのだ。
飛行機でみた夢が彼女をここまで心配にさせた。
タイトルは「ジェレミーに見せて下さいね^^」
何か変わればと飼育員は豚さんにメールを見せた。