10/04/04 08:17:39 8tSr01Ce0
中日新聞の記事より抜粋
五輪直後にほぼミスのない演技で金メダルを獲得した事は立派。
素直に拍手を送りたいが、今後の課題が見えた。
まずスピード。冒頭の3Aを慎重に跳ぶため演技全体に
スピード感が生まれない。しかも単調。
対照的にキムヨナ選手は最初にスピード感ある3-3を跳び、
その後は上手く強弱を付けてプログラムを表現する。
スケーティング技術や表現面など演技点で差が付く原因がここにある。
ジャンプも修正点は多い。
3Aは確かに大きな武器だが、今季のプログラムは偏りすぎていた。
ルッツとサルコーを外し、フリップも流れるようなジャンプが跳べず
加点を殆ど貰えていない。 バランス良く、質の高いジャンプを跳べば
加点が稼げ、プログラム全体の印象も高くなる。
コーチを変えるなら、ジャンプの基礎からしっかりと教えられる人材を
探す必要があるだろう。
グルノーブル五輪代表 中京大アドバイザー 小塚嗣彦