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▼負け犬マオタの妄想世界とは別の、現実の世界の世論
自分たちが予測した通りの「ヨナ女王」戴冠に、英語メディアはキム選手を絶賛。
男子フィギュアの時のような「跳ぶべきか跳ばざるべきか」議論は今のところ
見当たりません。(プルシェンコ選手のように、採点を批判する選手がいないから
でしょうか。)
キム・ヨナ選手の金メダル演技が「女子スケートを新しいレベルに押し上げた
(She's taken women's skating to a new level)」と五輪地元紙バンクーバー・サンに
語ったのは、1992年五輪の金メダリスト、クリスティ・ヤマグチさんです。
同じ記事は見出しで「キム・ヨナは韓国発の生きた芸術品(Yu-Na Kim a living,
breathing work of art from Korea)」とまで。
「女子フィギュア競技の他の誰よりも、全く違う次元にいる」と。
ロサンゼルス・タイムズ紙のコラムは「もしこれがアメフトの試合なら、キムは5タッチ
ダウンの差をつけて勝っていただろう。これが野球の試合だったら、5回コールドだ」
「オリンピックのあらゆる重圧を背負っていた世界一のスケーターでありながら、キムはまるで
体重のない者のように回り、翼ある者のように飛んだ」と、なんだか感極まった様子で賞賛。
当のキム選手は「これまでほかのフィギュア選手が演技後に泣くのを見て、どういう思いで
いるのかいつも不思議に思っていました。今日、私は初めて泣いてしまったのだけど、どうして
自分が泣いたのかまだ分からないんです」とコメント。 演技が終わるまでひたすらクールに
落ち着いていた彼女が、「150.06」という自分の得点を見て「Oh my God!」と漏らした表情が印象的でした。
そのキム選手を指導してきたブライアン・オーサー・コーチは地元カナダ出身。1984年サラエボ
大会で銀メダル、そして地元カルガリーでの1988年五輪で金メダル争いに敗れて2位だった
オーサー氏について、カナダの地元メディアは「オーサー、キムで五輪雪辱(Orser finds
Olympic redemption with Kim)」と。「redemption」というのは「屈辱を雪ぐ」というよりもこの場合は、
「自分の過去の過ちを贖う(あがなう)」「過ちや罪を償い名誉を挽回する」などのニュアンスです
(「キリストは人間の原罪をあがなった」という場合も「redemption」を使います)。