10/01/11 10:11:35 QG81pHw70
>>859,861
「全体の上限は男子は8つ、女子は7つまで」ではルールを知らない人には通じないと思われ。
知らない人が読んでもほぼ分かるようにしたい。これはどう?
<シングルのフリースケーティングにおけるジャンプの回数制限について>
【大前提】
・単独ジャンプ、コンビネーションジャンプ、シークエンスジャンプの合計
の上限は男子は8つ、女子は7つ。 *注意1
・その中で、コンビネーションジャンプとシークエンスジャンプの合計の上限は3つ。
・上記のいずれかの中で、アクセルジャンプ(回転数問わず)を1つ以上跳ぶこと。 *注意2
【コンビネーションジャンプ及びシークエンスジャンプについて】
・上限3つのうち、3連続ジャンプは1回だけ可能。
・ジャンプとジャンプの間にステップ等を含まないものをコンビネーションジャンプと呼ぶ。
コンビネーションの得点は、2連続も、3連続も、各ジャンプの基礎点の合計。
・ジャンプとジャンプの間にステップ等を含む物をシークエンスジャンプと呼ぶ。
シークエンスの得点は、2連続なら、各ジャンプの基礎点の合計の0.8倍。
3連続なら、基礎点の最も低いジャンプを除いた2つのジャンプの基礎点の合計の0.8倍となる。
【ジャンプの種類について】
A(アクセルジャンプ)、Lz(ルッツジャンプ)、F(フリップジャンプ)、Lo(ループジャンプ)、
S(サルコウジャンプ)、T(トゥループジャンプ)等、種類が同じジャンプでも、回転数が異なれば、
回数制限上では別のものとみなす。例:3T(3回転トゥループ)と4T(4回転トゥループ)
ジャンプが回転不足でダウングレードされた場合でも、ダウングレードされる前の
ジャンプの回転数で扱われる。 *注意3
【ジャンプの回数制限】
・2Aの上限は3回まで。
・3回転以上のジャンプには、跳べる回数の制限がある。これがいわゆるザヤック・ルール。
同一種類かつ同一回転数のジャンプは最大2つまでそれぞれ2回跳べるが、それ以外は
1回ずつしか跳んではいけない。
また、同じものを2回跳ぶ場合、少なくとも片方はコンビネーションか、
シークエンスとしなければならない。 *注意4
◆注意
1.ジャンプは跳んだ順番にカウントしていく。
途中で制限を越えたジャンプはノーカウント(0点)となる。
2.アクセルジャンプが一つも含まれていなかった場合は
最後に跳んだジャンプがノーカウント(0点)となる。
3.ダウングレードされたジャンプには、ダウングレードを表すマーク「<」が表記される。
(表記例:3Lz<)
この場合3Lzを試みたが回転不足と判断され、基礎点は2Lzの点数になる。
なおこのマークがプロトコルに表記されるようになったのは 2006-07シーズンからである。
それ以前はDG後の回転数で表記されている。
4.同一種類かつ同一回転数のジャンプを2回跳んで、2回とも単独ジャンプだった場合は
2回目がシークエンスとみなされる。(表記例:3Lz+SEQ)
これもコンビネーション・シークエンスの3回の回数制限に含まれる。