09/08/26 08:14:59 sPUGnavU0
中日新聞 助走の時(中村彰宏)
今月中旬、中京大で一週間の合宿を終ロシアに帰国するタラソワコーチから
宿題を渡された。「週に一度は、本番の演技前と同じように
六分間の練習をしてからPGを滑りなさい」。
試合と全く同じ流れ。実践の感覚を体に染み込ませておくためだ。
10月にはシーズンが始まる。
「あと少ししかないし、シーズンに入ったらあっという間だと思う」
駆け足で過ぎていく時間感じながら浅田は跳び、舞う。
今季のSPは「仮面舞踏会」。昨季のフリーで強い印象を残したワルツ
を再び踊る。フリーはロシアの作曲家ラフマニノフの「鐘」。
多くの五輪金メダリストを育てた名コーチは、体の芯から震わせるような
重厚な旋律を勝負のフリーに持ってきた。
続く