新人職人がSSを書いてみる 19ページ目at SHAR新人職人がSSを書いてみる 19ページ目 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト100:SEED『†』 ◆/UwsaokiRU 09/10/11 15:53:18 2/ 「困るな、ネオ=ロアノーク大佐。君にエクステンデッドの部隊を任せているのは、 君ならば彼らを巧く乗りこなしてくれると、そう考えればこそだったのだが」 「不始末は全て私の責任です。――ですがどうか、クビにはしないで頂きたいものですな」 画面に映る血色の悪い男は、ロード=ジブリールだった。身にまとった高価なスーツは、 ネオの想像を遙かに超える価値があるのだろうが、全身からゆったりと立ち上らせる ごくごく自然な狂気と退廃が、その見栄えを引き上げている。 「ふむ……彼らの首をすげ替えることも出来るのだがね? 従順な脳髄という物は、黄金よりも貴重な物なのだよ――」 ジブリールの台詞が、辞書的な物ではなく言葉通りの表現だと知るネオは背中に うっすらとかく冷や汗を気取られぬように、「分かっております」と答える。 「ならば良い――彼らは消耗品だが、貴重な消耗品だ。 使い潰す事はあっても、使い捨てられては困る」 「万全に扱いますとも」 「ふん、期待している」 口調こそ冷酷だが、ジブリールは、従順に働くナチュラルに対して、意外な温情を示す こともある。ネオの経験上、それらはジブリールの気分に大きく依存するが、だとすると、 今日のネオは幸運の女神から加護を受けているようだ。 鋭い目でネオを一瞥してから、ブルーコスモスの盟主、ロード=ジブリールは画面から消えた。 「ネオ……」 いつの間にか、ネオの背後にスティングが立っている。 「なあに、お前達は何も心配することはないさ」 ネオは言い含めたが、戦争が終わるまでスティングが生きている保証はないし、 その前に廃棄処分にされる可能性だって否定できない。 上から処分命令が下ったときに、スティング達を逃がしてくれるだろうか、と考えて。 どうせ逃げ出したところで、スティング達に明日はないことに気が付き。 「それよりも準備しろ」 「あぁ?」 「アークエンジェルを落としに行く。追撃戦だ」 「……おお!」 アークエンジェルとファントムペインの、数週間に渡る追いかけっこは、 この一言で始まった。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch