09/10/22 22:32:22 g5ij5bho0
>>138
その業界、かつては「金肥」というて有償で汲みうけて、農家へ肥料として販売する利権があった。
俗なことざわに「おわいやが家建てる」と言われるほど、利権は金になった。
業界は充分潤っていた。
仕入れる地域も厳格に縄張り化されており、それを冒すとただならぬ仕打ちがあったそうな。
戦後米軍主導で人糞肥料の廃絶政策が進められた。
というのも進駐軍は当時の日本産野菜を口にできず、専用水耕農場を作らせ、各進駐基地に専用冷蔵貨車で野菜を運ぶほどだった。
その後化学肥料の台頭、下水道の普及で都市部の汲み取り業界は壊滅的になり、自治体の公益事業として維持されるところが多くなった。
現業公務員には、一般的に危険手当て、難業務手当て等の形で、業務をねぎらう費用が加算される。
また自営を継続する業者は自治体の清掃事業請負に加え、一般的に浄化槽、汚泥槽の清掃管理、廃棄物処理の業務も行なっている。