09/08/25 10:37:38 +Qutvo1M0
>>582
「祝園(ほうその)」の語源は、「羽振苑(はふりその)」の転訛とされる。
溢(はふ)れたのは、武埴安彦の乱における死体。
ハフルは、「放る」「屠る」にも繋がる。
『日本書紀』(崇神天皇十年九月)によると、謀反を起こした武埴安彦と
その妻(吾田媛)を討伐するため、崇神天皇は彦国葺(ひこくにぶく)を
遣わし、ついに武埴安彦を討った。
この戦いによって、数多くの死体がこの地に溢(はふ)れたため、この
地は「羽振苑(はふりその)」と呼ばれた。
また、ハフルとは、元々放擲の意味があり、「死体を投げ捨てる場所を
いうのであろう」という説明もある。