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ごみ焼却施設 操業を停止 / 御所市 2009/05/20 21：35
御所市のごみ焼却施設「御所市クリーンセンター」の焼却炉２基から国の基準値を超えるダイオキシンが検出され、今月１日からごみ処理ができない状況になっていることが分かりました。
御所市クリーンセンターによりますと今年３月、焼却炉２基のダイオキシン濃度を測定したところ、国の基準値となる５ナノグラムを大幅に超え、１号炉では２６ナノグラム、２号炉では１７ナノグラムが検出されました。
この結果を受け１号炉は、今月１日から操業を停止、２号炉は、これまでにも基準値を超えるダイオキシンが検出され昨年２月から停止していたため、御所市ではいま、ゴミ処理ができない状況に陥っています。
焼却炉２基が同時に停止するのはクリーンセンターが操業を始めた１９９４年８月以来初めてのことです。
御所市では、７月の操業再開に向け、修理工事を進めていますが、それまでのゴミ処理は、周辺の自治体など５箇所の施設に委託するということです。
御所市は、財政難のため、大規模な改修ができず施設の老朽化が進んできたことが原因とみています。
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