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土日の勤務把握せず - 葛城市異常残業百条委で前所長 2009年5月20日 奈良新聞
葛城市がごみ焼却施設「新庄クリーンセンター」の男性職員(当時)に平成18年度に1645時間、19年度に1375 時間もの異常な時間外勤務手当を支給していた問題を調査する市議会の百条委員会(阿古和彦委員長)が19日開かれ、前所長(平成19年3月末退職)が証人尋問に立った。
前回の芳野隆一所長(当時次長)と同じく、当該職員の「中抜けはあったと思う」と証言するとともに、土、日曜の勤務実態を把握していなかったことを認めた。
前所長は自らの内部告発にも触れ、前市長、前副市長、前企画部長ら当時の市首脳部の説明との食い違いにも言及。
これを受けて百条委では、当時の首脳部の尋問を行うことになりそうだ。
この日の尋問の中で、前所長が中抜けしたとみられる職員の後をつけてパチンコ店の駐車場に行き、乗っていった自動車まで確認したことが分かった。
また、早朝六時半出勤のはずの職員が前所長より遅く出勤したことも「あったと思う」とした上で、職員のタイムカードに「信ぴょう性はない」とした…
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