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生活保護詐取で暴力団逮捕
奈良にある暴力団の幹部の男が、実際には住んでいないのに
大阪府門真市に住んでいるといううその届け出をして門真市
から生活保護費として３年間におよそ４４０万円を不正に
受け取っていたとして、詐欺の疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは、大阪府寝屋川市に住む、奈良県内にある
山口組系暴力団の幹部、岡本竜二容疑者（４２歳）です。
警察によりますと、岡本容疑者は、実際には寝屋川市に
住んでいるにもかかわらず、門真市の両親と同居している
とうその届け出をし、門真市から生活保護費として
平成１８年２月からことしの４月までの間に、３９回に
わたっておよそ４４０万円を不正に受け取ったとして、
詐欺の疑いがもたれています。
調べに対して、岡本容疑者は「こづかいがほしかった」と
容疑を認めているということです。
生活保護をめぐっては、暴力団の組員が働ける状態なのに働かず、
生活保護を受けていることが問題になっているとして、
厚生労働省が３年前から暴力団組員の生活保護費の受給を
認めない方針を出しています。