09/06/25 12:08:29 Vh1yz6WP0
警視庁を完全に支配した後、男が実行したこと。
それは、法律を自由にコントロールするため、政治家や司法との癒着を強化することだった。
彼が目指すこの国での最終目標は、警察組織による独裁政治の実現だった。
なぜそれを目標にしたか?その理由は、彼がこの国における二つの特徴に目をつけたことによる。
一つは、この国の最大の組織は警視庁であること。
最大ということは、他のいかなる犯罪組織を差し置いて最強の力を持つことを意味する。
この事実を利用しない手はない。
もう一つは、この国ではかつて独裁政治が行なわれた事実があったことだ。
第二次大戦中、この国は軍人により支配され、人々が気づかぬうちに独裁国家となっていた歴史がある。
再び過去の歴史を再現させることは容易である。
それが実現した時、この国の全ては彼の思うがままに動き、
ユビキタスのテクノロジーを使って国民をロボットのように支配することができる。
コンピューターチップのインプラントを拒否する者は、働くことも物を買うこともできなくすればいいのだ。
その前身として、国民総背番号制をさらに一歩推し進めた住基ネット法案を通過させなくてはならない。
今後の活動のためにも、政治家との癒着は必要不可欠だった。