09/04/02 12:31:16 1eFaeqvZ0
インターネットには、電子メールのような特定の利用者間の通信のほか
に、電子掲示板のような、不特定多数の利用者間の反復的な
情報の受発信があります。
このような情報の受発信には、発信者に匿名性があり、
情報発信が技術的・心理的に容易にできるといった面があることから、
他者を誹謗中傷する表現や差別を助長する表現
・児童ポルノなどの、個人や集団にとって有害な情報の掲載等が
あとを絶ちません。
国は、限度を超えて他者の人権を侵害する悪質な情報発信に対しては
、「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の
開示に関する法律（プロバイダ責任制限法）」により、
被害者等からの要請でプロバイダが悪質な発言や記述等を削除しても、
そのことによる損害賠償等の責任を問われず、要求があったときには
悪質な情報の発信者に関する情報を開示することができると定め、
「プロバイダ責任制限法 名誉毀損・プライバシー関係ガイドライン」
で削除の判断基準等を具体的に定めています。
ですから、被害にあったときはプロバイダに当該情報の削除要請をする
ことができますし、相手が要請に応じない場合は法務省の人権擁護部に
おいても相談を受け付けています。
しかし、一度インターネット上に掲載されてしまった情報は、
上記のような解決を図ったとしても完全に消し去ることは難しく、
被害の回復を完全に図ることは困難です。
私たち一人ひとりがモラルとマナーを守り、他者の人権を尊重するよう
にしなければなりません
URLﾘﾝｸ(www.pref.kagawa.jp)