10/07/01 21:56:23 AfkhPQ5a0
子供のスイミングスクールで、同じクラスの自閉症の男の子をずっと見てきた。ちょうど今は愛子ちゃんと同じくらい。大きな音には耳を塞いだり、ご両親も公言している自閉症のお子様。
自由な水遊びが中心の「幼児クラス」では確かにちょっと見た感じでは「上手く」見える。潜水(と言っても何か目的があって潜る訳ではなくイキナリ潜る)もでき、腕のフリも大きい。
レッスンでは「皆と一緒に何かする」ことはお嫌いなようで、講師がほぼマンツーマンで彼のやりたいことを見守る感じだった。
これは彼のお母様曰く、「水の怖さを知らないから加減がよく分からない。親としては凄く不安」だそう。
でも小学生になり小学生専用の「学童クラス」になると勝手が違ってくる。
4泳法を教えるのに、幼児の時のように子供達に好き勝手にやらせる訳にはいかず、「皆と一緒に」「決まったレッスン」をきっちりやることになる。
これが自閉症のお子様にはとーっても難しい。ついにはどんどん上達する1年生や2年生に抜かれ・・。
それでもこのご両親はご立派で、「自分の子供がこういう子供であることを受け入れるのにかなりの時間がかかったけど、今はこの子の為にできる限りの努力をするよう心がけている」とクラスで涙ながらに宣言。
皆が嫌がるPTA役員も率先して引き受け、周囲にいかに理解してもらうか血の滲むような努力をなさっていた。
マサコも引きこもりとグルメばっかりしてないで、こういう立派なご両親の所に修行に行け。