10/07/16 01:42:15 o9jMdhJm0
>>748
スレチになるかもだけど、失礼します。
「和宮様御留」は小説として本当に面白い作品だけど、
替え玉だったってのは本当に架空の設定。
増上寺の徳川家墓所の改葬のための発掘調査(東京大学が調査)のさいの
発掘報告書によると、和宮の遺体は「全く白骨化」した状態だったので
部分的には保存状態が悪く、左手首部分の損傷が激しかったので、
その点から、「身代わり説」を有吉佐和子が脚色したとか言われてます。
(有吉佐和子本人は、虚構と指摘されたのに非常に腹をたて、
ずっと、『替え玉説は真実」と言い続けてたようだけど)
ちなみ遺体の骨格は、当時の貴族女性の特性を備えていると
発掘調査報告書にはっきりと記述されてます。
また和宮の筆跡は、生母の実家(公卿の橋本家)に残る幼少の頃のものから
死亡時まで(和歌の短冊等)、同一人物のものと判定されていたと思います。