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【三重】生活保護の中国残留孤児 募金で渡航費用90万円集まりハルビンへ墓参り
スレリンク(newsplus板)
残留孤児 感謝の旅へ
2010年07月03日
◇◆伊勢・松阪の夫婦3組、中国に墓参◆◇
伊勢市と松阪市で暮らす中国残留日本人孤児の夫婦3組が3日、中国で死亡した肉親の墓参りのため、
中国東北部のハルビンなどを訪れる。中国人の養父母ゆかりの人たちと交流し、感謝の気持ちを伝える。(松永佳伸)
◆養父母の縁 交流も◆
伊勢市の北村純子(すみこ)さん(70)は1945年3月、開拓団員として、
徴兵されていた兄の勝一さんを除き、両親ときょうだい6人と旧満州に渡った。5歳の時だった。
両親ときょうだいの一部は敗戦後、旧ソ連軍の収容所内で病気などで死亡。
北村さんは中国人夫婦の養女として育てられた。
94年1月、血液鑑定の結果、度会町で農業をしていた勝一さんの妹と判明。
同年11月、中国人の夫と三男を伴って永住帰国した。
県営住宅で暮らしながら、中華料理チェーン店の工場で材料の野菜を切るアルバイトとして
10年余り働いた。4年前に退職し、いまは生活保護を受けている。
50年近く中国で暮らしていたため、日本語は片言しか話せず、地域からも孤立してきた。
「中国では日本人、日本では中国人と言われた。生活をするのが精いっぱいだった」と話す。