10/06/26 10:24:55 aFpEeTwd0
>>738の続き
「アイムボカン」では、内戦で多くの地雷が残され、犠牲者を出している
カンボジアを訪れる。
ギャル顔のエリイがどすのきいた低音ですごむ。「私ら、一本筋通していることが
あるんですよ。それは身近なもので心にキャッチされたことだけを作品にすること」。
穴から露出し続け
作品に共通するのは規制が厳しくなる一方の社会への「おちょくり」、
馬鹿馬鹿しいユーモアによる批判精神だ。
毛利嘉孝・東京芸大准教授のコメント
毒の笑いはパンク的
彼らの特徴の一つは、メンバーの多くが正規の美術教育を受けていないこと。
アイデア一発で面白いものを作り出すことだ。その点でパンクロック的、
DIY的。第2(原文まま)は観る者をなんとか笑わせようとするエンターテイメント性だ。
日本では異端に見られがちだが、世界的に考えればポール・マッカーシーら、
少なくないアーティストが同様な挑発をしており、現代美術の正当な系譜のひとつである。
という感じ。