10/06/14 08:02:08 K2bOuOfY0
>>408
はやぶさミッションは小惑星イトカワに向け2003年に打ち上げられ、
2005年に、500m大のジャガイモ型の宇宙の岩塊で3ヶ月を過ごした。
メイン探査機は、サンプル貯蔵カプセルとともに、2007年に地球に戻るはずだったが、
技術的な問題で帰還が3年のびる事になった。
今でも、本当にカプセルの中にイトカワの破片が入っているかどうか、不確定である。
データ分析によると、はやぶさのサンプル採取機構が、
小惑星の岩のかけらを採取するときに不具合を起こしていたことがわかっている。
しかし、JAXAのスタッフは成功を確信しているようだ。
スタッフによると、はやぶさが採取のために小惑星に当たったときに、
多くのちりが舞い上がったはずで、その一部は探査機の中に入っているに違いないという。
帰路、はやぶさチームは通信途絶や推進不調と格闘しなければならなかった。
しかしその度に、プロジェクトの科学者と技術者達は、エレガントな解決を見つけ、実行してきたのだ。
宇宙船が地球大気に突入する3時間前、はやぶさはサンプルカプセルを放出した。
メイン宇宙船は降下時に破壊され、南オーストラリアの人々が夜空に見た
壮麗な光のショーをもたらしたのであろう。
カプセルの方には、カーボンフェノール樹脂のシールドが付いており、
再突入時の3000℃に上る熱に耐えるようになっている。
レーダー追尾とカプセルのビーコンによって、回収チームはパラシュート降下位置を割り出すことができる。