10/05/30 16:09:21 TeJqn/DZ0
>>244
日本は日中戦争 (1937-1945年) につづく太平洋戦争 (1941-1945年) で国力を消耗した上に、米軍の爆撃で壊滅的な破壊を受け、
1945年8月15日の敗戦時に国土は疲弊の極に達していた。
終戦当時、外地には旧日本兵ならびに一般居住者が合計700万人いて、それぞれ復員、引揚げと称して順次帰国してきた。
しかし、国内の被災者ばかりか膨大な帰国者をも受け入れる産業基盤がなく、都市にも、農村にも失業者があふれた。
そこに朝鮮戦争(1950年6月25日-1953年7月27日)が勃発した。
激しい戦闘の結果、韓国軍は約20万人、アメリカ軍は約14万人、国連軍全体では36万人が死傷し、
北朝鮮軍が約52万人、中国人民志願軍は約100万人が戦死したと言われる。
民間人の犠牲者の数は100万人とも200万人とも言われ、一説には全体で400万人~500万人の犠牲者が出た。
この戦争中、日本はアメリカ軍の兵站基地となり、戦争特需で空前の活況を呈した。
この特需を通じて、日本の経済は不死鳥のごとく蘇った。