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【本当は】既女的韓国談義part261【極寒流】 - 暇つぶし2ch24:可愛い奥様
10/05/17 08:54:15 1gww4rEp0
【中日新聞・テーマを読み解く】日韓関係(上)~「坂の上の雲」の裏側[05/09]
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テーマを読み解く 日韓関係(上)

「坂の上の雲」の裏側 李 鐘元

角田房子著『閔妃暗殺』ほか

 日本の「韓国併合」から今年で百年となる。くしくも日本では明治初期への関心が高まり、
司馬遼太郎『坂の上の雲』のドラマも始まった。まさに日本が「坂の上の雲」をめざし、
近代国家の第一歩を踏み出したそのときに、朝鮮半島は坂の下に転げ落ちるような歴史をたどった。

 和田春樹『日露戦争―起源と開戦』(上)(下)(岩波書店)は、約千ページの大作である。
日露だけでなく、韓米中など関係国の新史料を駆使した高い実証性と、記述の詳細さには圧倒されるが、
「ロシア南進の脅威」や「防衛戦争」など、「司馬史観」への批判を縦糸に、
日露韓三国の動きが交錯する国際政治のドラマが克明に描かれ、大河小説のように一気に読める。

 和田が指摘するように、日清と日露戦争は「朝鮮戦争」でもあった。
朝鮮をめぐる争いであり、朝鮮を戦場や後背地として戦われたという意味である。脅威論と強硬論が響き合い、
「併合」と戦争への道が政策的につくられていく構図は帝国主義時代の典型だが、今も示唆するところが多い。

 日清戦争直後の一八九五年、朝鮮の王妃(韓国では「明成皇后」と呼ばれる)が、王宮に侵入した
日本人によって殺される事件が起きた。韓国人の歴史認識に深く刻印されているこの歴史的悲劇を取り上げ、
日本社会の関心を喚起したのは、角田房子『閔妃(ミンピ)暗殺』(新潮文庫)であった。
朝鮮公使三浦語楼(ごろう)が主導したことは知られていたが、その「背後」はいまだに解明されていない。
金文子『朝鮮王妃殺害と日本人』(高文研)は、新しく公開された日本側史料に基づいて、
陸軍参謀本部の関与節を提示する。


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