10/03/26 11:55:51 feikN2TI0
(>>46 からのつづき)
更に言えば、時給5000円にした時の分を補てんする為に、時給5000円にした期間と同じ期間、時給3000円
にしなければならなかったりします。(借金した分は返さなければなりませんからね)しかしながら、時給
3000円にしますと、すぐさま、新規出店の店が、時給4000円で女の子を集め始めます。
なにせ、時給4000円は適正時給ですので、この時給で女の子を集められるのであれば、新規出店側は、体力
を減らさなくて出店出来ますからね。その為、適正時給の4000円以下に時給を下げるのは難しくなります。
だからと言って、時給5000円にした時のマイナス分は取り返さなければならない。どうしましょう?
そうだ!名目時給は、そのまま「4000円」「5000円」にしておいて、「罰金」や「謎の賃金控除」で帳じり
を合わせることにしよう!ってことで、「罰金」や「謎の賃金控除」が導入されるのであります。また、高額
な名目時給を掲げる店が一店舗でもありますと、他店も、対抗上、同様の名目時給を掲げざるをえません。
なにせ、「時給4000円」と「時給5000円」では、どうしても、時給5000円の店に流れが行ってしまいますか
らね。実質的には、どちらの時給も4000円だとしてもさ。でもって、既に名目時給に統一された状態ですので、
キャバ嬢側も、予め、その分を差し引いて考えなければ
なりません。
タクシーが深夜割増料金を取るのは知ってるでしょう?それと同じで、そう言うもんだと思っていれば、腹も
立たないはずです。それを、「割増料金なんて知らなかった」、「求人の時給と違うなんて知らなかった」
と言ってみて、どうするんでしょう? だいたい、タクシーは、メーターの上がり方を見てれば分かりますし、
キャバにしても、2週間ないし1ヶ月後の給料を見たら、分かるはずです。年金のように、何十年後かになっ
て 「だまされた」 ってなるよりは、はるかに、傷が浅いはずです。
もちろん、嘘の名目時給はけしからん!本当の時給で求人せよ!と言うのは正しい発想です。しかしながら、
そんなことしても、現在もらっている時給がアップすることはありえません。(つづく)