10/04/02 08:42:19 LK82QnzI0
フェルゼンはそれなりに計画立ててたんだけど
所詮は家臣。「国王がお乗りになるにふさわしくない」と
国王夫妻の意向に楯突くことはできず・・・。
結果、
質素な馬車→目立つ豪華ベルリン馬車
簡素な変装服及び最低限の着替え→正装、夜会服などなど箪笥ごと
携帯食→銀の食器、ワイン樽2、その他宮廷と変わらぬ豊かな食材
162:可愛い奥様
10/04/02 08:44:13 j1FDM2emO
結局は農民なんかに王様や貴族様が殺られるわけないと、タカをくくっていたんじゃないの?
あの当時は王権は神から与えられるものと思われていたから、支配階級には神の加護があると信じていたのかも
フランス革命の何年か前にアイスランドで火山噴火が起きたことで北半球に日射量減少・冷害が起こり、不作が続いたんだよね
そのせいで政治不信が広がり革命が起きたとか
日本の東北地方の天明の大飢饉は浅間山噴火によると言われるけど、アイスランドの噴火の影響とのダブルパンチの可能性もあるらしい
東北でも飢えた領民が打ち壊ししてるし、世界って繋がってるんだな~と思うわ
163:可愛い奥様
10/04/02 08:46:01 ReDSDROs0
>>161
ありがとう。
では結局国王夫妻がおめでたかったのね。
フェルゼン、愛を疑ってごめんなさい。
164:可愛い奥様
10/04/02 09:24:20 2B/TDcOX0
ちょw
165:可愛い奥様
10/04/02 09:50:45 STtUGRd/0
>>162
それは始めて聞いたわ
アイスランドの噴火による冷害か~
当時の問題って全部貴族の問題とされていたけれど、自然災害もあったんだ
貴族の中にはいち早く逃亡した人もいるけれど、なかなか人間マインドチェンジ
出来ないものだと思う
166:可愛い奥様
10/04/02 10:01:42 wDDkeSq10
デュバリー夫人は、せっかくうまいこと国外逃亡できたのに
恐怖政治まっただ中にわざわざフランスに帰ってきちゃって処刑されちゃうんだよね。
今フランスに帰ったらヤバイ、って情報がなかったのだろうか。
ポリニャック伯夫人はそこらへんソツがなくて、しっかり国外で優雅な亡命生活送ったようだね。
167:可愛い奥様
10/04/02 10:14:04 0+3OQWrE0
今日はアンデルセンの生誕祭りなのね。googleのロゴが可愛いわー
168:可愛い奥様
10/04/02 10:16:11 LK82QnzI0
>>166
ポリニャック夫人は、王妃と同じぐらい憎悪の対象であることを
察知していた。んじゃないかな?
一方デュ・バリー夫人は、私は本当は貴族じゃないし
愛人だったのも昔のことだし・・・。と甘く見てたんじゃない?
169:可愛い奥様
10/04/02 10:43:14 mTIpMilI0
>>162
wiki見てきた。アイスランドのラキ火山噴火ですね。
発生した毒ガスの影響で、『イギリスで』死者が出たって
もうどんだけー!ですわ。
あと、同時期にイタリア、ギリシャで大地震が頻発してます。
さらに、エル・ニーニョ現象が発生していたという説もあるし
長らく続いた戦争に加え、天災のコンボで
とにかくヨーロッパ中が疲弊し切っていたのだろうね。
そりゃ上に立つものがKYだったら、下々の民は浮かばれないわな。
170:可愛い奥様
10/04/02 11:29:59 j1FDM2emO
火山噴火の恐怖というと火砕流やガスを想像するけど、長く続いて逃れることが出来ないという点では
真の恐怖はその後に訪れる低温化による冷害がもたらす飢饉、そして最終的に治安が悪化して社会が崩壊することだと思う
フランス革命もこのパターンだけど、ギリシャ文明以前にエーゲ海に繁栄したクレタ島のミノア文明も、
隣の島で火山噴火→押し寄せた津波で大被害→その後日射量減少による低温化→何年にもわたる冷害→大飢饉
→神の代理人としての王の権威の低下→社会の混乱→文明の崩壊
という理由で衰退したのではないかという説がある
171:可愛い奥様
10/04/02 15:27:40 STtUGRd/0
日本って天災が多いと思っているけれど、世界各地色々あるな、と思う
中国なんかすごい堅牢な大陸って、この前の地震まで思っていたよ
172:可愛い奥様
10/04/02 15:49:22 Szo1l4bN0
>>161
着替えは亡命先でフランス統治者としてのアッピルをするために持っていったとどこかで見た。
でも、服はともかく食料はないよなw
ブルボン家にも三首の神器みたいな代々受け継いでるアイテムってあるんだろうか?
173:可愛い奥様
10/04/02 16:39:37 STtUGRd/0
天災の話で思い出したんだけれど、東南アジアでBC5世紀位だったか
途方もない地震があった形跡があるとか
その辺りの記録がバッサリないんだって
この前の津波どころではない、史上何番目かのものだと聞いたことがある
174:可愛い奥様
10/04/02 16:59:54 /IdETgPk0
大きな水害(津波とか洪水とか)がひんぱんに起こった時期が
あるはずだっていう話はどこかで読んだなあ。
ノアの箱舟はじめ、世界各地に洪水伝説があるらしくって
それがおそらく、そういう時代の記憶を語り継いだものだって説。
175:可愛い奥様
10/04/02 17:16:13 uhYEzI2S0
そう言えば日本の国産みも、なーんにもない海の柔らかい泥だまりを
神様がかき回して引き上げた時のしたたりが国土になったんだよね。
洪水あとの水や泥が入り混じったぬかるみがだんだん乾いて、草の種が
芽吹いたりするのがその連想のもとかも知れないね。
176:可愛い奥様
10/04/02 17:40:06 gzg6sFal0
氷河期が終わった後、溶けた氷河のせいで洪水が頻発したらしい。
また、氷河の氷の内部には、液体が詰まっている部分がある。温度の上昇のため
塞いでいた氷が溶けると中の水が出て洪水を引き起こすこともあるらしい。
地球とは違うけど、火星の表面にも、その痕跡(表面がえぐり取られた地形)が残っている。
177:可愛い奥様
10/04/02 17:43:48 WDYXykRo0
世界各地の神話といえば
ギリシャ神話のギガス(ギガンテス)に由来する。また、ティタン(タイタン)など、
神である場合は巨神と書く事もある。(Wikiより)といい、
日本ではデイタラボッチといい
巨人伝説があるよね。昔は巨人と呼ばれる種族がいたのかも・・・
178:可愛い奥様
10/04/02 17:51:35 adFLLEFQ0
ギリシャ神話といえば、英雄ペルセウスの妻となる美女アンドロメダ(瞬じゃないよ)は、
エチオピアの王女だから本来は黒人のはずだというのを読んで衝撃を受けた。
絵画に描かれているのも白人の美女ばかりだし、神話に黒人が登場すると思ってなかったし。
エチオピアにする必要性がなにかあったのかな。
179:可愛い奥様
10/04/02 19:12:41 j1FDM2emO
古代のギリシャ人やローマ人はアフリカの人々の黒い肌をエキゾチックとは思っていたようだが、現在の白人が持つような差別意識はなかった
むしろヨーロッパに住んでいたガリア人やゲルマン人を「図体はデカイが文明を知らない、野蛮な劣等民族」として軽蔑していた
ホメロスのトロイ戦争についての叙情詩でも、アフリカから援軍にきた黒人戦士達を立派な人々と褒めている
だからエチオピアの姫とギリシャの英雄がフォーリンラブしても問題なし
むしろ岩だらけで雨も少なく農業がろくにできないギリシャから見れば、当時のアフリカは豊かなイメージだったのでは
180:可愛い奥様
10/04/02 19:40:13 adFLLEFQ0
>>179
なるほど、神秘的な美女って感じなんですね。
エチオピアが豊穣な土地ということで、それを娶るってことは豊かな財も手に入れるって含みもあるのかな。
すごくわかりやすかったです、ありがとう。
181:可愛い奥様
10/04/02 20:10:31 VCtSU6yg0
思いつく限りで古いのだとギルガメシュ叙事詩かな?
ヒンズー教の乳海攪拌の話聞いたときは、国産みの話に似てると思った。
神様が水かき混ぜて色々なもの作る系とでも言うか。
182:可愛い奥様
10/04/02 20:11:28 VCtSU6yg0
>>181は>>174-175へのレス。安価忘れてごめん。
183:可愛い奥様
10/04/02 21:52:38 AxH/wBRWP
規制で四苦八苦してたけど、やっとPで書き込めるようになった!
「一言スレ」で「秘密」を教えてくださった奥様ありがとう(=゚ω゚)ノ
184:可愛い奥様
10/04/03 16:09:10 mn7kbpv40
黒人にも青肌系と赤肌系があって微妙に扱いが違うと言うのは
川獺のマンガか何かで読んだなぁ
色って言えば白人の「金髪」にも
ハニーブロンドやプラチナブロンド、ストロベリーブロンドと
いろいろ種類があるのを少女マンガで知ったわ。
メリーベルの銀髪は、現実にはプラチナブロンドのことなのだろうか。
185:可愛い奥様
10/04/03 20:55:17 +lXtOUgS0
>>184
メリーベル自身の髪の色は栗色か茶色あたりで、銀髪ではないよ、念のため。
ユーシスの金髪がきれいそうだったな。
186:可愛い奥様
10/04/03 23:14:59 Mn8R3eow0
170見て思い出したんだけど、宮沢賢治の「グスコーブドリの伝記」の中で
火山を爆発させて二酸化炭素ガスを大量に発生させたら、気温が上がって飢饉を回避できるんじゃないかっていう話が出てきた。
実際は170の通りなんだけど、あの時代に地球温暖化の知識と発想があったってのは驚きだわ。
187:可愛い奥様
10/04/04 11:48:09 pFW/sz2n0
>185
そうなんだ、メリーベルって歌に歌われる伝説の少女と同じく銀髪なんだと思ってたよ。
エドガーは茶髪だよね。
プラチナブロンドって現実にはめったにいなくて
白人のプラチナはたいてい染めてるんだよね。
あと「すみれ色の瞳」って本当にあるんだろうか。
188:可愛い奥様
10/04/04 13:22:28 Tv3P35EI0
>>187
ないんじゃないかと思う>すみれ色の瞳
薄い色の虹彩が光の加減で紫っぽく見えなくもない…くらいじゃないかな
プラチナブロンド、幼児期には白に近いブロンドでも年取ると濃くなっていくよね
オリバー・カーンがもろにそうだった
189:可愛い奥様
10/04/04 14:02:26 NozDzGE00
エリザベス・テイラーがすみれ色の瞳の持ち主らしいよ。
190:可愛い奥様
10/04/04 14:44:20 E7auYyaG0
エリザベス・テイラーの瞳の色がわかる画像はほとんどないんだよね
写真によっては茶に見えるものもあったりするけど
濃いめのブルーグレーを神秘的に言い表したんじゃないかな
191:可愛い奥様
10/04/04 15:05:28 ePlJBpgT0
ブルーグレーの瞳が光線の具合でスミレ色に見えるってことらしいよ。
緑の瞳はあってもすみれ色=紫の瞳は生物学的にはありません。
ヒロイックファンタジーにはよく出てくるけどね。
192:可愛い奥様
10/04/04 15:52:12 ePlJBpgT0
191です。すみません、紫の瞳、存在するようです。wikiでは生物学的に
存在するようです。
ただ実際には、数がかなり少ないのと、文学的表現での修飾としてつかわれることが
多いそうです。
193:可愛い奥様
10/04/04 15:59:53 pFW/sz2n0
自分は「すみれ色の瞳」っていうとガラスの城のマリサなんだけど
マリサはカラーページで見ると白髪に紫の目だった。
プラチナブロンドにブルーグレーの瞳をイメージしてたのかもしれないですね。
赤毛のアンが妄想で作った物語の登場人物が紫の瞳の持ち主で
ダイアナが「わたし紫の目の人ってみたことないわ」と真剣に言う場面があった。
欧米人にも憧れの瞳の色なんだろうか。
(関係ないけど今「赤毛のアン」と打とうとして「おかげのアン」になってしまったorz)
194:可愛い奥様
10/04/04 17:18:43 SYQXcydJ0
遅レスごめんだけど、エチオピアネタ。
エチオピア最後の皇帝ハイレ・セラシエの甥と
日本女性の縁談がまとまったことがある。1931年。甥は皇太子という説もあり。
女性は千葉・久留里城主の家柄である黒田子爵の次女雅子さん。
そのままゴールインするかと思われたのに、
当時エチオピアを植民地化しようと狙っていたイタリアの干渉で破談に。
後にイタリアは実際にエチオピアに侵攻して領有した。
第二次大戦終結で独立するんだけどね。
でもまあ結婚してても、後にクーデターで皇帝は惨殺されてるし、
彼女もどうなってたかわからない。
雅子さんは最近(1989)まで存命だったみたいだから
色々と考えることもあっただろーな。長文ごめん。規制のウップンなのw
195:可愛い奥様
10/04/04 20:41:20 6sz94BMj0
人形好きでグラスアイを集めてるんだけど、
海外製品のアイのVioletという色はちょっと濃い目の青で、
日本人の考える紫のすみれとは全然違う。
マザーグースの詩でも、
Roses are red,
Violets are blue,
Sugar is sweet
And so are you.
とあるから、すみれ色って青色の一種なんだと思う。
196:可愛い奥様
10/04/04 21:09:54 QUO3SVcO0
>>186
宮沢賢治 Wikipedia
大正4年(1915年)、盛岡高等農林学校(現岩手大学農学部)に首席で入学。
関豊太郎教授の指導の下で地質調査研究をする。
大正9年(1920年)、研究生を卒業。関教授からの助教授推薦の話を辞退。
専門家
197:可愛い奥様
10/04/05 09:19:58 AkYHI7zMO
菫色の目はviolet eye color
violetはpurple(青と赤が混ざった赤紫色)より青みがかった青紫色のことなので、濃い青色の目を指すことが多いが、
色素が著しく薄いアルビノの人が稀に赤と青が混ざったような紫色の目を持つことがあるらしい
現実には菫色の目の人間は少ないのに小説などでよく見るのは、キャラクターにミステリアスで特別なイメージを
付与したい時に非常に珍しい色の目の持ち主として設定することが多いからでは
198:可愛い奥様
10/04/05 09:35:50 nZ1eKLDf0
>195
「すみれはブルー」だね。
>197
日本産のスミレ(葉っぱが細長い)は紫や薄紫だけど
ヨーロッパ産のスミレ(葉っぱが丸い)は、日本スミレに比べると濃い青色に近いかも。
199:可愛い奥様
10/04/07 14:32:29 6Dv9Mj2y0
聖書(といっても、子供向けの簡単なやつ)のマリヤとマルタの物語。
子供の頃は「どうして、お客様への準備に立ち働いている姉がたしなめられ、
手伝いもせずイエスの話を聞いてるだけの妹が褒められるの?」と納得いかなかった。
今ならちょっとわかる。
姉、人から何かを受け取るのが苦手なタイプだったんでは。
緊張しているのだろうが、頼みもしないのに物やら食べ物やら必要以上に出してきて、
ぱたぱた立ち働いて肝心の話は聞いていない人っているもんだ。(←自戒をこめて)
人付き合いでは、まず客人と歓談するなり話をひとしきり聞いてから
「準備したいので失礼しますね、あとでゆっくり聞かせてください」
と言えるタイプじゃないと、客人も落ち着かないし、心の交流も生まれにくいよな。
しかし、姉ってそういう気持ちに余裕のないタイプに育てられがちかも、とも思う。
200:可愛い奥様
10/04/07 14:35:22 BYSExjYM0
あ~わかる。自分は姉タイプだわw
201:可愛い奥様
10/04/07 15:35:09 cHbc/jK/0
>>199
昔クリスチャンの友達に聖書贈られて
表紙裏に書いてくれた献辞?のなかで
読んでほしい聖句のひとつに、この物語を挙げられてた私が通りますよ・・
私ってほんと瑣末なことに捕らわれて、本質を見失うタイプに
見られてたんだな。今もそうかも。
聖書ってなんかこういう反常識的?な、
一見ええっ?て思わせる話が多いよね。
放蕩息子の兄の話とか、どうみても理不尽なヨブの話とか。
ヨブの信仰を試すために虫けらのように皆殺しにされた
彼の子供たち可哀相すぐる、とかすぐ思ってしまう。
多分こういう話って、信仰がないと本当にはわからないんだろうな。
202:可愛い奥様
10/04/07 15:38:59 dLuu4wXY0
宗教・信仰と倫理・道徳は違うんだけども、私を含め普通の日本人は
どうしても一緒に見ちゃうね。
203:可愛い奥様
10/04/07 15:43:46 szvj6v4g0
聖書の話は「皆さん、キリスト教信じない人
(と言うか神を信じない人?)はこんなひどい目に遭いますよ~」
という啓蒙なのだろうか。
204:可愛い奥様
10/04/07 16:09:17 PYIDQQpp0
>>201
あー、私も放蕩息子の帰還の話は納得できん。
あの話の教訓は、「改心の尊さ」じゃなくて「正直者はバカを見る」かと思ってしまうww
205:可愛い奥様
10/04/07 16:27:35 MjX+lU940
>>204
キリスト教徒の考える事は解らない___
放蕩息子の帰還 - 立教大学
URLリンク(www.rikkyo.ne.jp)
もし実直な兄に共感し、弟に対する父の処遇が手厚すぎて不公平だと思う人は、
倫理観も自尊心もあらゆる物をかなぐり捨てて放蕩の限りを尽くして見るがいい。
弟は父の財産を浪費し、贅沢をして楽しんだだけではなく、
その結果、虚無と孤独と飢えと寒さにさいなまれ、ひとたび死のふちを垣間見たのだ。
父は少なくともこのことを理解していた。
「だが、お前のあの弟は死んでいたのに生き返った。」
もう一人の登場人物、父親に自分を当てはめる人はいるだろうか。
実はこの物語は、放蕩息子の帰還を待ちわび、赦し、喜ぶ父親の物語に他ならない。
兄の訴えは正当なようだが、兄はひとつのことを忘れている。父親はそのことを説明して兄に語りかける。
「子よ、お前はいつもわたしと一緒にいる。わたしのものは全部お前のものだ」。
この父は今、弟と兄との間に立っている。兄弟としての関係を失ってしまった二人の間に。
父は兄弟の和解のために、帰還した弟にではなく兄に語りかける。「ところが、あなたのあの息子が」と、
もはや弟だと思えないで憎悪をむき出しにする兄に向かって、父は「子よ」と語りかける。
悔い改めるのは実は兄に他ならない。聖書が語る悔い改めとは、弟のように父の家へと向かう
ことだけではない。絶望と死の淵から命へと向かって立ち上がるのが弟の悔い改めであったとすれば、
兄が今必要としているのは、弟との和解であり、ねたみと憎悪を取り去ることであり、
父とともにあることの豊かさを再発見すること、これこそが兄のなすべき悔い改め、
我々のなすべき回心のわざに他ならない。
206:可愛い奥様
10/04/07 18:27:46 6Dv9Mj2y0
放蕩息子の話、私も納得できなかった。
昔は「お父さん、弟のほうが可愛かったのかな~」くらいに思っていたけど。
ずっと地元にいる
=有形無形の利益がある。持ち家、農地、技術の継承、古くからの人脈等があり、
質素・倹約できるのもそのおかげ。
都会に出る
=住まいを確保するのも、職や情報を得るのも、食べたり飲んだり人と集まったりするのも
何をするにも費用がかかる。
兄、弟が得たものを金額に換算するとそんなに違わなかったりして。
ある意味、弟が「情報」という資産を村に持ち帰ってくれた、という考え方もあったりして。
節約ひとすじでは見えないこともあるし・・・
(でも私が兄なら大いにすねると思う)
207:可愛い奥様
10/04/07 18:46:11 ziaxibuD0
んー
放蕩弟は兄にも「心配をかけてすみません、兄さん、僕が間違っていた」とか謝ったのだろうか
心からそう言われたら兄の気持ちも収まるのではないかしらんと思ったり
208:可愛い奥様
10/04/07 18:56:51 HrrsW6cd0
父親の言葉を文字どおり受け取るなら、弟にはびた一文渡さなくとも良いということになるな。
209:可愛い奥様
10/04/07 20:06:22 HWfis+Gd0
カインとアベルの物語
カインの収穫物を無視、アベルの子羊だけを
喜んで受け取った、ていうのは
「遊牧民である我々は農耕民族よりエライんだもんねー」
っていうメッセージだとか
210:可愛い奥様
10/04/07 20:15:28 vHFy602eO
子供の時に海外でカトリックの小学校に通っていた(信者じゃないけど)
信者でも聖書の話は現代の価値観からすると納得できないことが多かったようだが(神様残酷すぎとか)、
当時のシスターいわく「例え話みたいなものだから!」だそうだ
宗派によるだろうけど、ほとんどの信者は一文一句額面通りに受け取るのではなく、
その話のエッセンスというか含まれる教訓を汲み取るのではないかと
211:可愛い奥様
10/04/07 21:15:32 B/oJ0Kfe0
そんなエッセンスですぐに揮発してしまうようなぬるい解釈だから、
宗派が別れすぎて、原理主義の過激派がのさばることになるんだよ。
結局、宗教を隠れ蓑にしてテロ殺人鬼な自爆する奴らも
神から見たら赦される者なのか?神からすればどうでもいい存在なのか?
殉教者からしても、宗教って>210のシスターじゃないけど、
矛盾を見ないフリしてるから不信感しか沸かないわ。
212:可愛い奥様
10/04/07 21:25:17 0RQwFw4F0
私は兄タイプ(表面上は優等生ぶってるけど実は性格悪い…みたいな)なので
放蕩弟の話聞いた時はむしろ「兄ちゃんの底の浅さって、実は親に見抜かれてたんだろうなぁ…」と思って割と納得できた。
表面上いい子チャンやっておきながら、実は凄く他人に対して妬みや恨みが強くて
「友達連れてきたときに親が子羊(だっけ?)をくれなかったことを根に持ってる」って部分とか
いかにも陰険って感じだしね~
213:可愛い奥様
10/04/08 00:46:32 zELvXxBbP
聖書解説の本に教義の理解の為には
「理不尽でも神に従うと言う絶対的な服従」が必要なのだとあった
「理不尽だと思っても、それを神が望んでおられる以上従うべき事柄で
人間が理解できる、出来ないと言う話ではないのだ」と。
えー、理解放棄?盲目的に従え?
それと1000年前の源氏物語の倫理観を現代に当てはめられないのと
同じ程度なのか、私もやっぱりキリスト教徒じゃないからわからない。
214:可愛い奥様
10/04/08 01:55:39 FwsIq6B50
人間世界でのしがらみより神が何よりも優先する、っていう考え方だからなあ。
その一点に関しては盲目的に服従せよってことじゃないかい。
215:可愛い奥様
10/04/08 02:12:58 aJ+IKwIo0
だから宗教は戦争に利用されるんですね、分かります
216:可愛い奥様
10/04/08 07:30:42 ld92gV4F0
宗教感の違いでいいがかり、戦争の言い訳に使われるのは常套手段。
217:可愛い奥様
10/04/08 09:05:33 FJiIqJk+0
放蕩息子の父親は毒親としか思えないw
長男は手元に置いていいように使い、次男はやんちゃをしても許しちゃうんだもん。
好き勝手したあげくのこのこ(?)帰ってきた弟を歓迎しろとか言っちゃうし。
兄ちゃん、父親からの愛情が手に入らないことははっきりしたんだ。
そんな家と父親なんて捨てちまいなyo!
なんて思ってしまうわw
あああ、キリスト教のたとえ話って難しい。
父親が子供三人(だったかな?)にお金を「大切に使え」とか言って持たせて、
大事に満額取っておいた子供が一番ダメだと言われてた話もあったな。
それを元手に投機だか商売した子供が褒められてた。
私には理解しにくい。
218:可愛い奥様
10/04/08 10:02:33 Gtew8M0SP
>>217
>満額とっておいた。
誰かに貸せば利子受け取れる。
つまり、最低限の努力すらしないこと(実質的に父親に損をさせた)に
駄目だしされていたんだよ。
一番儲けた息子と二番目に儲けた息子の評価は同じ。
(どっちも最善を尽くしたということで)
219:可愛い奥様
10/04/08 10:04:41 v4GM2dBP0
なんか知れば知るほどキリスト教が嫌いになる。
自分には合わない宗教だわ。
220:可愛い奥様
10/04/08 10:22:27 gjUs1t3U0
唯一神って、アヤシイ。
1人しかいませんと言われると、そうかもとも思う。
しかし、唯一「この人」しかいませんと言われると、
ちょっと待ったぁーと言いたくなる。
221:可愛い奥様
10/04/08 10:34:17 VnF6cweq0
>210
自分も中高がカトリック(マリア修道会系)
同じ質問をシスターにしたことある
信仰の強さを試されてわが子をいけにえに捧ぐ父親の話のときだったかな
やはり「聖書に書かれていることはたとえ話。そのまま信じないように」と説明されたよ。
話の裏にある、「本当に伝えたいことば」を読み取るようにと。
それには日本の聖書は全体に翻訳が酷いような気もするんだよな~
原語で読めってか。
ルカ伝の少年イエス、家に帰らないのを心配して探しにきた両親に
「どうして私を捜したのですか。わたしが自分の父の家(注・神殿)にいるのは当たり前だということを、知らなかったのですか。」
…って…私が親ならぶんなぐる。
222:可愛い奥様
10/04/08 11:02:00 IhGcMEQe0
大工の父ちゃん「お前の親父はこの俺で、お前の家はここだ!ねぼけんな!」とかねw
223:可愛い奥様
10/04/08 11:08:06 RoN+dzGU0
私はマリア信仰というのがどうしてもわからない。
エラいのは、神とその子のイエスであって、なんでマリアが?って感じ。
いやまあ、母親となるべく神に選ばれたということ自体が
もう尊いというのはわかるんだけど、
マリアを拝むというのがどうしてもピンとこない。
たまに女性を崇拝したいだけじゃないかよー、と思うことがあるw
224:可愛い奥様
10/04/08 11:12:50 rcyS5u4y0
>>221
親への感謝の念も持てないやろうが信仰とか100年早いわっ!!
って言いたくなるわなw
225:可愛い奥様
10/04/08 11:51:56 Pxa52oRY0
>>223
マリア信仰は昔の地母神崇拝の名残って説があるよ。
フランスのどこだったかには
聖アン(マリアの母さん)の手のひらの上に
ちっこいイエスを抱いたマリア様が乗ってるってのがあった筈。
それなんか、どう見ても偉いのはグレートマザーとしての聖アンヌ。
やはり偉大な母たるものに身を委ねたいという欲望が先にあって
それをキリスト教の中で昇華するにはマリアという存在が都合が良い、ということでは。
226:可愛い奥様
10/04/08 12:28:35 pnXFyOKi0
>>223
聖書のどっかでキリストはマリアに向かって
「女よ、汝はわたしと何の関わりがある」とかひどいこと言ってる。
マリアはもともと神様でも何でもない。
>>225でも言われてるけど、マリア信仰は地母神崇拝の名残らしい。
キリスト教の神はここでも言われてるように、
やたらと試練と罰を与えたがる厳しい父権的な神。
そんな恐ろしいものを民衆に布教するためには
愛と豊饒をあたえる優しい女神様の存在も必要だったとか。
で、カソリックではマリアを聖母として信仰するけど、
プロテスタントでは聖書に書いてないことは認めないから、
マリアのこともただの人間の女扱いなんですってよ。
227:可愛い奥様
10/04/08 12:36:31 FJiIqJk+0
>>218
>つまり、最低限の努力すらしないこと(実質的に父親に損をさせた)に
>駄目だしされていたんだよ。
これが感覚に合わないんだよね。
自分はマイナスになってないからいいじゃーん。と思ってしまうw
親に貰ったお金を使わずに自活してるなら結構なことだなあ、とか。
聖書の話で知ってるものって男の人ばかりでてくるのでなんだかホモホモしく感じてしまい、
マリア信仰は女性信者獲得の為のオマケなのかも?と邪推してしまうわw
228:可愛い奥様
10/04/08 15:02:20 L+8Lj1XqO
日本人とキリスト教の教義が合わないのは仕方ないと思う
日本の土着信仰って、山で祀られてる神様が女性だと、男性は山に入る時に女の神様を喜ばせようと、麓で一旦裸になったり
自分達が踊りを踊って楽しくしてたら、神様もきっと楽しいに違いないとか、単純でおおらかだもん
229:可愛い奥様
10/04/08 15:22:06 6po/eO5J0
戒律が厳しい宗教は日本では布教が難しいと聞くね。
仏教も日本に渡ってユルーくなったのでここまで普及したのだとか。
230:可愛い奥様
10/04/08 15:24:06 J1adNBFy0
日本でキリスト教が真に根付かなかったのは
一神教が日本人の性に合わないから とか聞いたよ。
キリスト教は取り入れても八百万の神様の一人になっちゃってる。
クリスマスになると神社は鳥居に電飾つけてビカビカ光らせてるし
西本願寺では坊主たちが賛美歌唱えながら木魚叩いてるし。
>最低限の努力すらしないこと
ユダヤ人の言い出しそうなことだw
231:可愛い奥様
10/04/08 15:33:08 bF1fDT3n0
でも、欧米人からはアジアでは日本がもっとも布教しやすい、と言われていたらしいよ。
実際鎖国とキリシタン禁止令の下、250年間も長崎で神父もいないのに信仰を続けてた人達の例もある。
まあ日本人受けするようにいろいろカスタマイズしてたところもあるみたいだけど。
232:可愛い奥様
10/04/08 15:59:45 RoN+dzGU0
マリア様の絵画って、いっつも若くて美人だよね。<私怨かもw
キリスト降磔でも、マグダラのマリアとどっちかわからないくらい。
写実じゃない精神性を描いてるんだと言われればそれまでだけど、
やっぱ人情として若くてキレイな女を拝みたいよなーw
カラバッジョ?だったかが、老いたマリアを描いてたけど
絵画に詳しくないので他にあまり知らない。
で、以上は前フリでw
イエスの像や絵画は、若い女性にウケたんだろーか?
中国の仙人と同じくあまりカッコよくないんじゃないかと
以前から思ってるんだけど。 (信者の方、下品でごめんなさい)
233:可愛い奥様
10/04/08 16:16:18 pnXFyOKi0
>>232
リンク先の画像を見ればわかるけどウケがいいように、
現在知れ渡っている繊細そうなキリスト像になったというのは当たってると思うw
イギリスのマンチェスター大学法医学教室が
2000年前のイスラエル人男性の頭がい骨および、
西暦3世紀に描かれたフレスコ画に残る
イスラエル人男性の姿を参考に再現した「イエス・キリスト」の顔
URLリンク(inri.client.jp)
234:可愛い奥様
10/04/08 16:18:11 YGtsIecrO
受けるとかよくわからないけど
私たちがみてるのは西洋人が描いた西洋人みたいなキリストやマリアだよね。
中東の顔だちや衣服ではない。
235:可愛い奥様
10/04/08 16:36:38 RoN+dzGU0
>>233
ありがとう。
現在の像でもウケないんじゃないかと思ってたのに…。
テロの指名手配犯かと思ったw
236:可愛い奥様
10/04/08 17:16:04 FwsIq6B50
日本でイメージされているキリストやマリアは、
西洋人ではあるが髪の毛は黒かそれに近い濃い色で
マラソン選手系の体型
237:可愛い奥様
10/04/08 17:23:02 hD3Gm5uK0
>>217
大切に「使え」
ってのは「浪費はするな賢く使え」ってことであって「使わずにぼーっと持っとけ」ってことじゃない
って解釈なんじゃないかと。
238:可愛い奥様
10/04/08 17:50:38 uLJhYVr/0
>>233
不思議だねー。あれだけ白人が小馬鹿にして見下してる中東の人が
自分たちが信じてる宗教の教祖だなんて。
何故その矛盾に気付かないのか。
>>237
今の時代だと投資した2人は株暴落で大損、銀行の定期にして放っておいた
1人が褒められそうだなーw
239:可愛い奥様
10/04/08 18:40:56 hD3Gm5uK0
>>238
たしかに「投資しろ」「それを元手になんかやれ」ってのは
日本人の感覚にはあわないよね。
240:可愛い奥様
10/04/08 21:24:39 bIdJ5YiPO
>>234
時代考証無視した絵画は宗教画に限らないよ
描かれた当時の服装で過去の歴史的人物を描くのは、昔はよくあった
まあ昔は考古学もなかったから仕方なかったのかもしれないけど
例えるならば「戦国武将をスーツ姿で描いてみました」みたいなことになってる
241:可愛い奥様
10/04/08 21:37:34 C0G0eO1O0
>>232
マリアさまの像や絵って、中世まではそれなりに年をとった(シワとかも描かれた)のも
多かったが、だんだんと若くて美しくなっていった。
決定的だったのがミケランジェロの「ピエタ」のマリア像。どー見ても「息子のイエスよか
年下にしか見えん!」てな突っ込みに対して
ミケランジェロ「マリアさまは聖母だから、年はとりませんっ!」(神により選ばれた聖なる存在なので、
他の平凡な女と同様に年は重ねないだろ。だって聖母だもん)
以降「聖母の聖性の証」として「いつでも若くてピチピチ。永遠の聖処女」なマリア像がデフォに。
(それまでは死後、昇天して天国で戴冠し若返っていたのに)
242:可愛い奥様
10/04/08 21:39:44 v4GM2dBP0
へえ~
でも、イエスの後にも子供たくさん産んでいるんだよね・・・・
その変の事実は無視なのかw
243:可愛い奥様
10/04/08 21:44:44 R3uwwZup0
昔は時代考証ナシだったのかー
どっかの博物館で「聖徳太子絵巻」っていうの見たら
どう見ても服装が平安朝で「???」となったんだけど
今、ちょっと納得した
ムリーリョのマリア様なんて
中学生くらいにしか見えんよねw
244:可愛い奥様
10/04/08 22:39:37 DdfWasKz0
聖書といえば、イスラエルの腐女子たちがイエスと弟子たちを801的な意味で
ネタにしてたなw
腐に国境はないんか。
245:可愛い奥様
10/04/08 22:50:49 2+Gwfgpi0
腐は男同士の要素が絡めばどんなものであろうと冒涜できるんだな
恐ろしい。
246:可愛い奥様
10/04/09 00:02:27 mL5Bz5lPO
聖★お兄さん もなんか801な雰囲気がある。
自分はずっとカトリックミッションスクールで育ったから
面白いような悲しいような。
247:可愛い奥様
10/04/09 00:12:24 gP1MZXos0
801好きの子って自分も男になろうとか思わないのかね?
実際なっちゃった人も居そうだけどさ
248:可愛い奥様
10/04/09 00:18:12 NY8bm84z0
>>247
百合萌えとか言って「マリみて」とか百合漫画雑誌とか読んでる男性が
ニューハーフになりたいかっていうとそうでもない
のと似ているかも。
249:可愛い奥様
10/04/09 01:31:25 6swHucW70
>>246
自分もカソリック系の学校長かったけど、聖おには単純に楽しめる。
ついでにBLものは大の苦手なんだけど、これは気にならない。
レビューサイトに「タブーに挑戦してる」「宗教をネタにするなんて不愉快」とか書かれてたのを見たけど、
そりゃ海外ではマズいだろうけど、日本国内では問題になるような作品じゃないよね。
250:可愛い奥様
10/04/09 02:51:42 e7gfhOrUO
規制解除記念に。
聖書ネタで申し訳ないんだけど、お腹のすいたキリストが実のないイチジクに怒って、その木を枯らしてしまったってのが、子供心にすごく理不尽で嫌だったんだけど、これの真意は何なんだろう?
イチジクのシーズンオフを知らなかったキリストがアホなだけで、イチジク悪くない!って思うのですが。
カインとアベルの話も、百姓バカにすんな!アベルの仔羊と同じくらい、野菜も手間暇かけて育ててんだよー。神様なら気付いてよってモヤモヤする。
日本が農耕民族だからそう思うのかな。日本の八百万の神様は割と寛容だよね。
251:可愛い奥様
10/04/09 07:02:21 XZEJ2TBG0
聖おには、BLというより仲の良い漫才コンビを観ている感覚に似てる
252:可愛い奥様
10/04/09 08:15:02 A3USuoWdO
聖書に「それはおかしいんじゃね?」と思うようなツッコミ人間は、いらない子なんだろうなー
まあ神話が不条理なのは、日本の神話でもギリシャ神話でもよくあるけどね
蟻んこに人間の思考が分からないないように神様も人間には完全に理解できない存在ってことか、
それとも宗教は「考えるな、感じろ」ってことなのか
253:可愛い奥様
10/04/09 08:18:30 x/9RPA/U0
やっと、規制解除だ~
以前、人も外見に大きなハンデがあると社会に受け入れられるのが難しいって
話があったよね。
あれで、美女と野獣を思い出したんだけれど、どなたかこの童話御存じない?
二人の貴族の娘がいる
姉はすごい美人、妹はブス
姉を羨んでいた妹はあるとき、若さは一時のもの、教養を身につけて本物の
魅力を得なければいけないという本に出会い、それに従う
やがて、姉は王に見初められ妃になるが、おしゃれと人の噂話しか出来なく、
かつ子供を産み、容色も衰えた妻に王の愛は冷める
一方、妹は年の離れた大臣と結婚し、教養深い妻は大臣の賢婦人として名をはせ
幸せな結婚生活を送る
やがて、間違いに気付いた姉は勉強をし直して、王の愛を取り戻す、というような
話なんだけれど、原作者どんな人だろうと、気になった
私のイメージだとヨーロッパで女性に教養を求める風習は薄い
男性が書いたら随分進歩的な人だったと思うんだ
ここの奥様ならご存知じゃないかしら
254:可愛い奥様
10/04/09 08:37:45 JHw20gOn0
奥様方、昨日はイエス・キリスト様のお話で盛り上がっていたんですね。
昨日4月8日は灌仏会、お釈迦様のお誕生日だったということも
少しでいいので思い出してあげてください……
255:可愛い奥様
10/04/09 09:02:56 TZ/ff/3Q0
>>253
アラビアンナイトかなあ。自信なし。
>>254
大丈夫。
甘茶を水鉄砲でぶっぱなしましたわ。
256:可愛い奥様
10/04/09 09:24:00 +10MKGv+0
自分の通っていた幼稚園がお寺さんがやってるとこで、
お釈迦様に甘茶をかけるという行事があったわ。そういえば。
甘茶って甘いのかな?とぼんやり思っていたことを覚えているw
幼稚園のカバンにはいつも数珠が入っていたし、毎朝座禅の時間があったな~。
帰りのバスの待ち時間に「おしゃかさま」というカラー漫画をよく読んでいた。
作者は手塚治だったかも。
257:可愛い奥様
10/04/09 10:46:21 E12cyoIw0
>>253
知ってる。美女と野獣の作者、ボーモン夫人?の作品だよ
でも、結局容姿がないと一段落ちると言うか、妃にはなれないんだよねぇ。と思った。
臣下のオッサンと結婚はできても、若く美しい王子様には選ばれない。
姉は姉で、しばらく真剣に勉強したら、教養が身について(んな簡単なもんかよ)、
中身が伴い、以前よりもっと美しくなっていた!
仮面で顔を隠してたために、姉とはわからず、顔はどうでも中身がイイ!と思ってた王子様は、
嬉しい誤算に大喜び!・・・二人はいつまでも幸せに暮らしました。だしなぁ。
同じ作者で、恐ろしい容姿だけど、非常に優秀で、教養ある王子が、
美しい姫に「あの人の中身を愛しているので、顔は全く気になりません。」
と言われ、激不細工なまま結婚するのはあったから、男と女では違うんだろーね。
258:可愛い奥様
10/04/09 11:34:56 duNPiI9s0
考えて見ればお釈迦様ってとんでもない奴なんだよな。
息子に滅茶苦茶な名前つけて、王様なのに自分の国を放り捨てて瞑想とかやってるんだから。
259:可愛い奥様
10/04/09 12:23:38 A3USuoWdO
>>257
そんな話だったのか~
でも偽善的な綺麗事でないだけ、リアルに心に迫る良い教訓話な気がする
「人間中身が大事、外見は関係ない」でなく「外見は関係なくもない、でも中身は大事、だからブスも美人も向上心持て!」なんだね
・不細工だからって捻くれて引きこもるな、別の分野で努力して輝けば、万人が憧れる白馬の王子は無理でも、
自分にとっての「オンリーワンないい男」が現れて幸せになれるかもよ
・美人だからって外見ばかり気にして中身からっぽでは、若い頃はちやほやされるけど、歳とったら相手にされないよ、
やっぱり本物のいい女は中身だっていい女じゃないとね
ブスも美人も、ポジティブに頑張ったり素直に反省して努力する女が「今の自分」からランクアップできるってことでは
260:可愛い奥様
10/04/09 12:46:40 PfJ5ThNz0
別にクリスチャンだからと言って、聖書に書いてあること全部信じ込んでるわきゃないけど…
まさか、今でもクリスチャンは天動説を信じているとでも
261:可愛い奥様
10/04/09 13:08:52 525s0oUx0
美女と野獣、初めて見た時にすごいしらけたの思い出したわそういえば
「ベルが不細工だったら、そもそも目にとまらなかっただろうねー」と考えたら
全然話に乗れなかった。
一緒に見た友だちは(四季のミュージカル見た)感動して泣いてたけど。ちなみにまだ20代だったころ。
262:可愛い奥様
10/04/09 13:11:52 zS+04/aF0
>>260
アメリカ人の半数が進化論を否定してますが
263:可愛い奥様
10/04/09 13:33:42 aMohyzlr0
>>260
狂信者はどの宗教にもいるよね~ って話かと。
264:可愛い奥様
10/04/09 14:58:54 JHw20gOn0
>>260
オハイオ州のシンシナティには
聖書の記述を事実と信じるキリスト教徒たちが進化論を否定するために建てた
「創造説博物館」というのが本当にあるんですぜ
265:可愛い奥様
10/04/09 15:07:48 glShlJB90
>>262
ダーウィンもだけど、
恐竜や古生物の化石が発見され始めた頃も、反発が激しかったらしいね。
>>264
うわー見学してみたい。
266:可愛い奥様
10/04/09 15:51:53 I6SIg6Hu0
聖書原理主義者?によると、
神は、化石も含めて世界を創造されたそうですw
丸谷才一だったかの受け売りw
267:可愛い奥様
10/04/09 16:09:10 NY8bm84z0
>>258
子供に変な名前つけたのは許せん。
ただでさえ「親に捨てられた子供」になっちゃってるのに
名前までへんてこりん。
自分なら父親を恨むよ。
どんだけ信者に囲まれてちやほやされてようと尊敬しない。
268:可愛い奥様
10/04/09 16:51:35 s/s0H9oj0
いや、あそこん家は、父親の名前も浄飯王(=白米王)だ…w
269:可愛い奥様
10/04/09 18:31:09 NY8bm84z0
あと、出家する前に
踊り子だか歌い女だかが雑魚寝してるのを見て
寝乱れてよだれを垂らしてるのにげんなりした
ってくだりも、子供の時に「お釈迦様」っていう絵本を読んで
引いたシーンだったなあ。
いいじゃん!女だっていびきもかくし、よだれも垂らすよ!
寝てる時までキレイに上品になんて要求するなよ!と思ったもんだ。
家が四国なので、レジャーが八十八カ所参りだったりして
寺の物販で売られてる「お釈迦様」とか「弘法大師さま」とかの絵本を土産に買って読んでた。
だからしょせん絵本レベルの話なので
実際はもっと深いものがあるのかもしれないけど、子供心に「え~???」って思った。
270:可愛い奥様
10/04/09 18:33:11 LI/RrmUf0
お釈迦様は男尊女卑だよね。
煩悩の元は女!みたいな考え方っぽいしw
271:可愛い奥様
10/04/09 18:49:55 LxZsiSuO0
>>257
外見は恐ろしいけど~で、オペラ座の怪人を思い出した。
エリックは性格もちょっと難ありwだけど、天使の歌声一つでクリスティーヌを
たらしこんだようなもんだ。結局クリスティーヌはラウルとくっついたけど。
小説版のラスト、彼女は私にキスしてくれたよとペルシャ人に述懐するシーンは泣ける。
あともう一つ思い出したやつ、アーサー王物語の一エピソードだったかも。
ある騎士が嫁を迎えた。彼女は魔法使い?の呪いで醜い外見だけど
夜だけは本来の美しい容姿に戻れた。
夫たる騎士は、日中よその男から誘惑される心配ないし、美人に戻ってる時は
自分が独占できっかららっきー☆と脳天気に浮かれてたが
妻からアンタは自分の都合だけしか考えてないねと言われて反省。
オチは忘れたw
でも男って、他の男が羨ましがる女を連れて歩くことで自尊心を満たす傾向があるから
他の男から同情されるような女連れってどうなんだろう。
嫉妬深い・独占欲の強い男は、自分の彼女や妻がきれいにして外に出ること自体
嫌うから、そういうタイプだったのかなあ。
272:可愛い奥様
10/04/09 18:58:00 i6eheWnV0
花祭りで思い出したけど、自分が行ってた幼稚園はカトリックで
12月のクリスマスよりも5月の聖母祭のほうが力入ってて盛大だったよ。
花でかざったお御輿にマリア像をのせて、園児も花かんむりをかぶって園庭をパレード
親に供出させたユリの花(たしか一家庭2輪くらい持っていく決まりだった)を花束にして
近隣の施設などにお届けした覚えがある。
プロテスタントは5月の聖母祭ってないよね。
273:可愛い奥様
10/04/09 19:24:44 rpkpN5bF0
戦前生まれを基本は尊敬しているが、
子供の放置っぷり、突き放しっぷりに驚くことがある。
(昔は子沢山で誰かが面倒見てるから無問題!だったのだろうか)
お釈迦様のお話と無縁ではないんだろうなあ・・・
「子煩悩」って言葉は「なんでこん~なに可愛いのか~よ~」ってほのぼのとして好きだけど、
本来は慎むべき「煩悩」って意味なんだろうか。
274:可愛い奥様
10/04/09 19:44:27 XL4PRp3x0
>>256
> 甘茶って甘いのかな?
午後ティーストレート並みに甘いですよん。
どうしてこれで加糖ゼロ、糖分ゼロなの?!って思うくらい。
うちは、子どもがお寺系列の幼稚園だったので
毎年お花まつりの時期には持参した水筒に甘茶をいただいて帰宅していました。
あぁ、思い出すとまた飲みたい…。
275:可愛い奥様
10/04/09 19:53:31 koYP1WMKP
アマチャヅルの煮出し汁ですよね、甘茶。
砂糖の甘みとは全く違う不思議な甘さ。
私も飲みたくなってきた~
276:可愛い奥様
10/04/09 21:36:49 OCnOGj+S0
>>180
じゃプーシキンの母親が「エチオピアの血をひくエキゾチック美女」
と言われて社交界の花形だったっていうのもあり得る話だな。。
「ブロンズの天使」の中では、自分の褐色の肌ともしゃもしゃの黒髪という外見がコンプレックスで
それで自分に似ている長男に冷淡だったけどね。
>>188
>プラチナブロンド、幼児期には白に近いブロンドでも年取ると濃くなっていくよね
>オリバー・カーンがもろにそうだった
フィギュア選手のアドリアン・シュルタイスはプラチナブロンドだけど、
彼も染めているのかな
277:可愛い奥様
10/04/09 21:37:38 TZ/ff/3Q0
ペローの童話集を読んでダークな気分になって来た。
すがすがしいまでに見た目重視だった。
278:可愛い奥様
10/04/09 21:51:00 +10MKGv+0
>>274
ほんとに甘いんだ!
幼稚園のときは各クラスで何人かづつしか飲めなかくて眺めてるだけだったんだよね。
謎が解けたわ。
幼稚園児当時(三十年近く前w)は甘いお茶なんてなかったから、
甘いお茶なんてあるのか?それともアマって何か特殊なもの?と、全然分かってなかったw
279:可愛い奥様
10/04/09 21:56:13 LxZsiSuO0
>>276
フィギュア女子のキーラ・コルピも、プラチナブロンドというのかな?
>>277
あの時代は、きっと、見た目の美しさ=中身の美しさ、って単純な価値観なんだよ……。
見た目のよさ=神から与えられた、だからおkおk!て感じ。
どっかのディーヴァかプリマが、私の才能は神から与えられたもの。
それを無駄にしないため、たゆまぬ努力を重ねて舞台に立ってるのよと
言ってたっけ。
神から云々はクリスチャンぽい考えだと思ったけど、それを自分のため
だけに使うのいくない!という考え方もまたクリスチャン的だと思った。
280:可愛い奥様
10/04/09 23:59:23 7OqBAAZ5P
そうだった。
私も甘茶を飲んだことある。
確かに甘かった。
>>226
>「女よ、汝はわたしと何の関わりがある」
これは、断りの一般的な慣用句らしい。
281:可愛い奥様
10/04/10 00:04:00 NY8bm84z0
「女よ、汝はわたしと何の関わりがある」
って重々しく言うからひどく感じるのかも。
「ババァには関係ねぇだろ、テメェはすっこんでろ」
だとよくあるバカ息子の台詞だ。
282:可愛い奥様
10/04/10 00:15:23 BJASULAV0
わたしは逆に甘茶は苦手でしたわ
なんというか妙な味で
風邪引いた時に医者でくれた水薬と同じような味だった気がする
あれが嫌いで、普通の粉薬(苦いやつ)の方がよっぽどマシだと子供心に思った
283:可愛い奥様
10/04/10 00:24:58 S1gXMnWq0
甘茶ってアマチャヅル茶のことだったのか。
昔、そのへんに生えてるのを煮出して飲んでたよ。
お通じがよくなったんだよね…。
>>272
プロテスタントには「聖母崇拝」がないからねえ。
私は子供の頃、プロテスタントの教会に通っていて
私の子供たちは、カトリックの幼稚園に通ってる。
同じキリスト教でここまで違うのか、と興味深い。
284:可愛い奥様
10/04/10 00:31:17 3Qz7pYb6P
>>283
奥様申し訳ない、間違ってました orz
「アマチャヅル」と「アマチャ」は違う植物だそうです
ソース:wiki URLリンク(ja.wikipedia.org)
2ちゃんに何か書くときは根拠を調べてからにします…
285:可愛い奥様
10/04/10 01:52:27 JKba9Zc5O
サマーウォーズすごいいい映画だね。
286:可愛い奥様
10/04/10 02:24:59 RtcOnzZ50
>>257
スレ読みながら、あー昔読んだかも。でも何か、もっとひどい話だったような・・・
と思って検索してみたら、これだった。
URLリンク(www.ne.jp)
美貌だけど頭が悪い姉姫と、醜いけど賢くて教養のある妹姫の話。
妹は、容姿はアレだけど機転が利いて会話も上手いので、いつも宮廷の人気者。
そこまでは私に勇気を与える話だったが、悩んでた姉姫が魔法の力で賢さをゲット。
そりゃもう姉の勝ちだよね。。。と小学生ながら思った。
287:可愛い奥様
10/04/10 02:35:40 RtcOnzZ50
すいません、直リンしてました。
288:可愛い奥様
10/04/10 02:51:35 UE54H+Qv0
>>286
結局は見かけの良い方が得なのね
でも魔法の力でゲットって凄いなw
確か見かけが良いと中身も良いと他人が勝手に思ってくれる
って科学的にも証明されてたよね。
289:可愛い奥様
10/04/10 03:45:32 YG0DDT+20
>>258
「邪馬台国はどこですか」鯨統一郎のミステリは、いかがですか?
あれは仏陀の子供じゃなかった、だから苦悩して出ていったんだよ~
悟り?開いてはいなかったんじゃないかな、なぜなら~
そもそも王様の息子じゃなかったかも。なぜなら~
と珍説が展開されていて、面白いですよ。
他には、邪馬台国は東北にあったんだよ、なぜなら~とか。
イエスが復活したのは、磔になったのは別人だから、なぜなら~とか。
明治維新は勝海舟が一種の催眠術で人々を煙に巻いてやり遂げたんだ~とか。
むちゃくちゃなんだけど、薀蓄たっぷりで、このスレの人はきっと気に入るはず。
290:可愛い奥様
10/04/10 03:49:33 ee+Zthf20
>>289
たしかイエスの墓が東北にあったっけなあ、とふと思い出した
291:可愛い奥様
10/04/10 03:56:45 7uKPLM9z0
戸来村ね
292:可愛い奥様
10/04/10 04:18:31 UE54H+Qv0
ここの奥様方はダビンチコードについてどう思ったのか気になる
マグダラのマリアとかダビンチコードに出会うまで存在すら知らなかったわ
293:可愛い奥様
10/04/10 04:23:23 MDqSyB1r0
>>286
>>277でもいわれているwペローの作品ですね。
たしかにボーモン夫人の奴と設定が被ったりするんだけど
(賢く醜い片方と馬鹿で美しい片方の姉妹とか)
ボーモン夫人の方は醜い方が愛される喪女みたいなかんじで、
見目はそんなに良くないながらもそれなりに地位も分別もある大臣に熱烈求婚されるわ、
イケメンで年下の王子からは「あなたのような優しくて賢い人と結婚したかった」と告白まがいのことを言われるわ、
美しい(けどお馬鹿な)姉妹からも「あたしこんな顔じゃなくていいからお姉様(妹だったか?)みたいに
賢くなりたい!」と憧れられるわ(最初は馬鹿にしてたんだったかな)
オタクな喪女には非常に(ブスでも)憧れるシチュエーションだったのに対し、
ペローの方はひたすらブスがブスというそれ一点のために虐げられ
性格も歪み、反対に美人は容姿のために知力もイケメンパートナーも手に入れるという美人至上の話だった。
似たような題材でもおっさんとおばさんが書くと、ここまで差が出るのか、と思いましたね。
ペローは「眠れる森の姫」の姫様が人食い鬼の姑を撃退したり、サンドリヨン(シンデレラ)が
虐められていた仕返しに継母や義姉に焼けた靴をはかせて死ぬまで踊り狂わせたり、
ブス=性格も曲がっている、美人=何をしても良い
と思っている節がある。
294:可愛い奥様
10/04/10 06:13:44 YMM0SoFd0
アマチャの甘みって砂糖の何十倍だか何百倍だかあるそうです。
295:可愛い奥様
10/04/10 07:02:56 GUKlPLDDO
キリスト教徒の美しい物は神が創ったものだから正義!は徹底してるよね
ガリレオだったかが望遠鏡を作った時、天上のものが正しく写されないと不評だったらしい
曰く、天上は神が創った美しい世界、月はつるんとした完璧な球体のはずなのに望遠鏡で月をみると凸凹が写る
ゆえに、望遠鏡は天上に向けた時は、正しく写らないものだ!という結論に達したらしい
296:可愛い奥様
10/04/10 08:02:11 bXRAqZBv0
>>290
諸星大二郎「生命の木」を思い出したわw
この人の漫画、トンデモな内容なのに本当にあるかも。と思わせる何かがあって好きだ。
297:可愛い奥様
10/04/10 09:18:51 7cwJ7xEK0
>>296
うん。だから諸星漫画、好きw
別に本気で信じたりしないんだけど、ホントな伝奇も含まれていたりする。
298:可愛い奥様
10/04/10 09:29:40 Gkoovzkl0
本当はこわいグリム童話系のマンガで
性格のいいやさしい娘が王子様ゲットしたはいいが
公務でしょっちゅう城を留守にする王子に放置され
窮屈な宮廷で小姑たちにいびられる毎日、
策におぼれてカエルと結婚してしまった性格の悪いいじわる娘の方は
カエルの国で丁重にあつかわれ贅沢し放題
というのがあった。
現実はそんなもんかも
299:可愛い奥様
10/04/10 10:29:33 q6lUDntH0
美人で悪知恵の根性曲がり最強って事かね?
300:可愛い奥様
10/04/10 11:12:12 YmCy+SOZ0
デスパのブリー思い出したw
301:可愛い奥様
10/04/10 11:13:16 uZoCSh4L0
もともと、シンデレラ・白雪姫・ねむれる森の美女にしても、
「見た目が美人」ってことだけで選ばれているからねぇ…
『結局女は容姿』ってことを伝えたいだけのおとぎ話だよね、アレ。
302:可愛い奥様
10/04/10 11:32:44 YztnjvI/0
美しいこと=美徳って考え方はむしろ仏教がそうじゃない?
美醜は前世での善行や悪行の因果であると、普通に信じられてたんだから。
光源氏の美貌がやたら賞賛されるのも
美しい=前世で功徳を積んでる=人間として素晴らしい、からだよね。
それともこれって、日本化された仏教の考え方なのかな。
日本仏教の、僧と稚児の男色だって、
醜貌の人がなることが多かった僧たちが、
絶対美少年じゃないとないとなれない稚児に抱く
憧れ、崇拝(裏返すとコンプレックス)みたいなのが
根底にあるんだろうし。
303:可愛い奥様
10/04/10 11:35:09 400yVtMq0
まあ世界中どこでも、いつの時代でも、美しいものは強いってこったw
304:可愛い奥様
10/04/10 12:01:59 4Vd0KbjF0
可愛いは正義!
305:可愛い奥様
10/04/10 13:08:23 Gkoovzkl0
王室側としては王子の妃の条件に容姿は絶対不可欠だろうしね。
竹宮恵子「風と木の詩」でパスカルが理想の結婚相手として
「俺はドタ足のロバでいい」と言う所があったけど
(自分はこの発言含み、パスカル兄妹大嫌い。「でいい」って何だよ)
妃殿下がドタ足のロバだったら広告塔にもなれんわな。
306:可愛い奥様
10/04/10 15:00:12 q1nni3UM0
>>301
白雪姫は子ども心にもなんてお馬鹿なお姫さまだろうと思ったもんだw
なんど注意しても同じ失敗を繰り返したあげく死んじゃうんだもんなぁ。
そして、いくらキレイだからって
はじめて見た実も知らぬ娘の死体に口づける王子さまって一体…とひいた。
307:可愛い奥様
10/04/10 15:02:45 s1LCtJfd0
話題に乗り遅れまくりだけど
一応貼っておきます
リズ・テイラーのアップ。
URLリンク(www.audiolibra.com)
紫の瞳 赤ちゃんですが
URLリンク(farm1.static.flickr.com)
緑の瞳 おっさんですが
URLリンク(upload.wikimedia.org)
308:可愛い奥様
10/04/10 15:07:25 F0mp6mRk0
王室じゃないけど「純情クレイジーフルーツ」の桃苗の彼氏の苺野君の家が
「我が一族の美形の遺伝子を守るため」に「絶対に美人を嫁にする事」を家訓にしていて、
それで桃苗は苺野君のママに毛嫌いされていたよ。
すったもんだの末に結婚出来たけど、トメにいじめられる毎日…
309:可愛い奥様
10/04/10 15:10:48 t8B0G2rz0
魔法で蛙に変身していた王子様が
魔法が解けて王子様に戻る話もあったよね。
あれなんて子供心にすごい変に感じた。
蛙さんすごく優しくてよい蛙なのに
醜いというだけで忌み嫌う女なのに
王子様に変身したとたんに「まあ♪」になっちまうのとか。
王子様も見た目が変わっただけで豹変するような女を
なんで嫌いにならないのか わかんなかった。
中世の時代は見た目至上主義を恥とは思わない文化だったのだろう。
310:可愛い奥様
10/04/10 15:14:32 t8B0G2rz0
>>307
きれいー 本当にスミレ色だね。
クリントイーストウッドはキレイな緑の瞳をもってるよね。
あとチャールトンヘストンの目はトルコ石のような青だ。
昔のハリウッドスターは
きれいな色の瞳を持っているのも一つの売りだったのに
最近のスターはどいつもこいつもグレーや茶のツマンナイ色ばかりでつまんない。
アメリカ人の瞳の色はあからさまに劣化してきてるね。
311:可愛い奥様
10/04/10 15:15:51 YoPGkv870
劣化じゃなくて多様性がなくなってるだけだと思う。
312:可愛い奥様
10/04/10 15:17:41 YoPGkv870
人間の髪や目の「絵になる色」は、
遺伝の面からすると伝える力が弱っちいんだから
絶対数も少ないわけだし。
313:可愛い奥様
10/04/10 15:19:26 M8vLZyn+0
桃苗は太ってたけど、痩せてお洒落したらそれなりの容姿になってたけどね
それでも駄目なのか…恐るべし苺野家
苺野母は、パンピーなのが不思議なくらいの美貌の持ち主だったね
直リンよくないんだろうけど、お気に入りに追加させてもらったよ>>287
314:可愛い奥様
10/04/10 16:04:41 01VNvEkY0
昔は「美しい」って、すごい力だったと思うよ。
現在ならテレビや映画や写真でみんな美女とか美男は見慣れてるけど、
それらが全部ない時代、狭い世界で生きてきて
突然ものすごい美貌を見たら、そりゃカミナリに撃たれたようになるってw
まあ、王子さまなら美女も見慣れてるように思うので
この説は説得力に欠けるかもw
ただ源氏なんかで誰かに似てるというだけで好きになるのは
やっぱ写真のない時代だからだと思うな。
315:可愛い奥様
10/04/10 17:07:02 cCDBO9rB0
>>309
愛を受けてとかキスされてってverはまだしも
壁に叩きつけられてってverは子供ながらも流石に受け付けなかった。
316:可愛い奥様
10/04/10 18:23:26 t8B0G2rz0
古事記なら コノハヤサクヤヒメとイワナガヒメというチョウド良い話があるよ。
不細工なイワナガ姫を邪険にしたから寿命が短くなった、と。
日本人には「見た目がアララなだけで差別イクナイ」という
現代になって確立されたような高度な倫理観が太古の時代からあったんだ
と思うと 日本人ってえらいなって思う。
美は良いものではあるが 決して至上のものではない、という感覚ね。
317:可愛い奥様
10/04/10 19:04:58 ee+Zthf20
>>312
312読んで思い出した。
金髪って、世界に出現したのはけっこう歴史が浅くて
でも、珍しい&キレイ!ってことで重宝がられて
他の髪色の人以上にモテモテになったため
伴侶を得て子孫を残す率が高くなり、
ものすごい繁殖力で金髪の個体数が増えたんだそうだ。
318:可愛い奥様
10/04/10 19:41:14 RTSFJZmh0
>>316
コノハナサクヤヒメ=美人だが、この女をヨメにすると天孫ですら「フツーの人間並みの寿命」になってしまう。
(ちなみに、コノハナは桜の古語。桜の花のように儚い命)
イワナガヒメ=かなのブスだが、この女をヨメにすると「岩のような寿命(いわゆる不老不死)」となる。
土地神は姉妹をセットにして、天孫に使わしたのに「ブスはイラネ。おまえ(イワナガヒメ)あっち行け」
と追い返してしまい、おかげで人並みの短い寿命になってしまいましたとさ。
(ちなみに天孫は、コノハナサクヤヒメがたった一回のセックスで身ごもってしまった為「一回で妊娠?。俺の子供じゃ
ねーだろっ!」と主張し、コノハナサクヤヒメは「なら、産屋に火を放って炎の中で出産するわ!。アナタの子供なら、
貴い力があるハズだから無事に生まれるハズよ」と、猛火の中で出産するハメに。おねーちゃん、追い返されて
良かったのかも…)
319:可愛い奥様
10/04/10 19:47:45 t8B0G2rz0
天孫は性格悪すぎだな。
今ならドメスティックバイオレンスで逮捕だ。
320:可愛い奥様
10/04/10 20:19:48 4Vd0KbjF0
コノハナサクヤヒメにはぜひエネミースレあたりに投下してほしいw
321:可愛い奥様
10/04/10 20:22:42 /hyjG44c0
>>309
王子も、そもそも自分の元の容姿が美しいという自負があったし
その価値観で生きてきた人だから、容姿が醜ければ疎ましがられて当然という
思いがあったのではないだろうか。
王子の元の容姿が平凡ならもっと違った話に展開していたかもな。
>>316
おー、そういやそうだな!ブスなだけで袖にした男に天罰下す日本の神様バンザイ。
>>318
サクヤ、結構な地雷女だよなw
322:可愛い奥様
10/04/10 20:50:28 cCDBO9rB0
>>319
三代目ってのはえてして難ありでして。
「売り家と唐様で書く三代目」なんてことも言われます。
昭和大帝の…ケフンケフン
323:可愛い奥様
10/04/10 21:09:24 Q+Bm42gIO
>>318
京極夏彦が自小説で、石長姫が返されたのは不細工だったからじゃないという自説を展開してた。
当時の日本は女系相続、大事な長女を嫁に出すわけにはいかない。
「次女だったらあげてもいいよ~」と言われたが花婿側は納得せず
「うちは天孫。長女をよこせ」。
しかし嫁にもらえたのはやはり次女だったので、長女はブスだったからイラネのエピソードを
作り上げたのだ!という話だった。
324:可愛い奥様
10/04/10 21:19:29 9LgeVWA90
ふむ、そのほうが納得ね。
大体姉妹でそれほど極端に容姿に差があるわけない。
おまけに次女は地雷女だし。
325:可愛い奥様
10/04/10 22:02:04 XLJiuvah0
特に昔は病気でコロッと死んじゃうから
丈夫な嫁は必須だったんじゃないか
自分も年毎に人が亡くなるのを見てるとやるせない気分になる
人の命は花のように儚すぎる
326:可愛い奥様
10/04/11 00:07:53 62VLw1zR0
ピアス・アンソニーの魔法の国ザンスシリーズの「カメレオンの呪文」に
姿は醜く性格はキツイ、しかし知性は抜群の時期とルックスは完璧だけど頭は池沼の時期を
月の変化のように交互に繰り返すヒロインが出てきたのを思い出した。
主人公は彼女と結婚してセクロスは美人の時期だけ、トラブルが起きて彼女の知性が必要な時は醜い時期まで
先延ばしするという酷い事をして醜い時期の彼女に皿を投げつけられてた。
327:可愛い奥様
10/04/11 00:08:49 DDBRkQy0O
>>324
腹違いだったら顔が違ってもおかしくないかもしれない。
二人の母親の記述ってあったっけ。
あと松本幸四郎の娘二人(松たか子と松本紀保)は同じ両親から生まれてすら顔が違(ry
328:可愛い奥様
10/04/11 08:57:38 ve4gK89d0
>>323
読んだ読んだ、トンデモな小説だが嫌いになれない自分がいる
>>316美は良いものではあるが 決して至上のものではない
母系社会、農耕社会ならではの考え方かもしれませんね。
侵略者が略奪、侵略された民は奴隷としてオークション、
嫁とは言葉も通じないけどキレイで踊りがうまくて子供産んでくれたらええのだ
みたいな社会だと美は力だろうなあ。
329:可愛い奥様
10/04/11 13:04:55 NtPEoLy7O
不思議なんだけど、王子様が美人の平民娘を見初めて王妃にって筋書きは
実際にありえるの?
庶民の夢物語だから民話っていう事は分かってるんだけど、
例があったから語り継がれていた可能性も無くはない?
330:可愛い奥様
10/04/11 13:31:41 k8BRQP4m0
ある程度制度が固まってきて以降、有名どころの王家では余り聞かないけど。
小領主とか、もっと前の有象無象の豪族が王を名乗ってた頃ならあるかもね。
エドワード8世は時代が遅すぎて王位をあきらめた例だが。
331:可愛い奥様
10/04/11 15:03:32 K4VbXGf70
>>330
エドワード8世は、シンプソン夫人の身分もそうだけど
人妻だったことが一番の問題では?
ヘンリー8世の妃(になりそこねた)アン・ブーリン
エドワード8世の妻シンプソン夫人
現皇太子の夫人カミーラ
自分の中では、腹に一物ある策略家の、英国三大不美人wてイメージw
332:可愛い奥様
10/04/11 15:05:26 K4VbXGf70
シンプソン夫人はアメリカ人だね、ごめん。
333:可愛い奥様
10/04/11 15:59:49 iQXb4pVX0
>>329
デンマークだかどこだかの国の王妃が平民&外国人じゃなかったっけ?
バツイチ子持ちだけど見事王家に輿入れしましたってニュースを以前見た
でも本当に大変なのはこれからよね…と、老婆心むき出しで想像してしまった
社交界や公式行事でチクチクいびられたりしないのかしらなんてw
334:可愛い奥様
10/04/11 16:31:35 687IhjNn0
おとぎ話の世界ってお城を一歩出るといきなり平民の村で
貴族階級とかいなさそうなんだよなぁ
国っていうより、地方の領主様みたいなイメージなのかな。
335:可愛い奥様
10/04/11 17:47:08 oe1LvFdU0
>>334
そう思う。「王様」と言っても地方の領主とかだと融通が利きそう。
それと、正式な妃じゃなくて愛人じゃないかなあと。
結婚なんて自由に出来ないだろうし
336:可愛い奥様
10/04/11 17:47:43 JtoxddLw0
西欧の王族って、庶子の戴冠は認められなかったと
このスレで学んだけど、それって結構大変なんじゃないの?
王妃に子がなければ、代を遡って候補を決めないといけないよね。
そもそも庶子を認めないってのはキリスト教のせいなんだろか。
日本に当てはめたら、もう皇統は絶えてる気もするw
337:可愛い奥様
10/04/11 18:25:22 LlctXNEOO
昔話のお城関係、なんとなく昔から領主クラスを想像して読んでた。
よく「隣国の王子」とやらが一人でフラフラ遊びにくるし。
ディズニー「リトルマーメイド」みたとき、エリック王子が「網元んちのぼっちゃん」って感じだったから「やっぱり~」と思った。
338:可愛い奥様
10/04/11 19:38:50 Ox71ag/zP
>>333
ミュージカルエリザベートの
「かわいい花嫁」
「とっても扱いやすそうな子だわ」
「あの子は落とした 王冠落とした」「まぬけねー」
って歌ってる部分を思い出した
339:可愛い奥様
10/04/11 19:39:47 2DO9sq+D0
お城を一歩出るといきなり平民の村
って風の谷みたいだな
あの世界も王家以外はいきなり平民ぽかった
姫ねえさまだっけ
340:可愛い奥様
10/04/11 20:01:54 GCAK1Q1Q0
>>339
確かに風の谷は地方の領主のイメージだね。
あとナウシカのお母さん以外側室っぽい人もいなさそうなのは不自然な設定だなーと思った。
確か11人子供生んで無事に育ったのはナウシカだけだったはず。
そんな状況なら子供は20~30人生まれてないと心許ない気がするw
ただでさえナウシカは勝手にあちこちメーヴェで飛び回って死んだり消息不明になりそうだし。
341:可愛い奥様
10/04/11 20:58:30 iyKIVw1J0
>>336
西欧の王家で庶子の継承権が無かったのは、キリスト教の影響。つか、近代になるまで庶子の相続権は
全般的に認められていなかった。(イギリスに至っては、女子の相続権も認められていなかった。息子が
いない場合、実娘がいても家督は親戚の男子に。だから、良家では割と早くに娘を結婚させ「持参金」名目
で生前贈与させてた。ロマンス小説によくあるパターンの「住み込み家庭教師と、雇い主との恋」が成立する
のは、没落以外でも相続から漏れて家を追い出された元良家の娘が、教養を生かして住み込みの家庭教師にな
る例があり、もともと雇い主と結婚できる階級だったから)
何故ならば、キリスト教の教義は一夫一婦制。(旧約聖書の十戒でも「汝、姦淫するなかれ」とあり、この「姦淫」
の中には「不倫」も含まれるから)神により決められた伴侶は一人だけなので、「婚外子」は存在そのものが教義に
反した存在だから。だから、相続権や継承権は認められなかった。(不倫ではなく、配偶者の死による再婚はOK。
相手が神様に召されたからには、全ては神の思し召しなので)
まあ、この制度の恩恵を最大限に享受したのはハプスブルグ家なんだろうけど。
342:可愛い奥様
10/04/11 21:14:26 iQXb4pVX0
>>337
児童文学のおうさまシリーズを思い出したw
あれもとなりのくにのおひめさまがしょっちゅう絡んでくるよね
343:可愛い奥様
10/04/11 21:42:38 u/7Lp3qG0
子供の頃大好きだった曽根まさこの「不思議の国の千一夜」は、
一歩外に出ると平民だらけで貴族ってのが出てこなかったような。
王子様やお姫様がたくさん出てきたなー。
化け物や妖精もいっぱい出てきてわくわくしながら読んだわ。
344:可愛い奥様
10/04/11 22:03:30 pG2E7FYTO
>>343
そういや、不思議の国の千一夜のミルテ姫も
少し前に話題になってた“スミレ色の瞳”だったね。
345:可愛い奥様
10/04/11 22:13:25 dqERm/3c0
>>343
ミルテ姫も庶民的なお姫様でセブランやその家族も
どことなく所帯じみていた感じで、そういう所が好きだった。
>>313
苺野家の花嫁候補が「女達の都」のくるみちゃんだったら苺野ママも
割と許してくれたかも。痩せれば美人だし何より母親は人気美人女優。
>>333読んでふと思ったけど、くるみちゃんなら姑にイビられてもやり返すから
そういう心配はなさそうだな。
346:可愛い奥様
10/04/11 22:23:08 BlNLjmr/O
時代によっては、国という社会単位が現在の感覚より小さい場合があるからね
今は一つの日本だって、いくつもに分裂していた国が長い歴史を経て統一されたわけだから
347:可愛い奥様
10/04/11 22:26:47 lEtnqK5J0
セブランは、そのうち素敵な男に恋をして女の子らしくなるのかと思っていたら、
竜の呪いで本当の男になっちゃったよラッキー☆な展開でびっくりしたw
当時は性同一性障害なんて知らなかったからね。
曽根さんはかわいい絵柄で、結構ダークな話も描くので好きだった。
348:可愛い奥様
10/04/11 22:38:22 2DO9sq+D0
美形の家系というわりには
苺野くん自身はフツーの顔だよね
男は関係ないのかな
でも従兄弟の男の子は男前だったな
349:可愛い奥様
10/04/11 22:54:32 c1+/VO3n0
>>327
松たか子は絶世の美女でもないし
松本志保もドブスではないよ。
長女が片桐はいりで
次女が20歳のころの澤口靖子くらいじゃないと
話として成立しない。
350:可愛い奥様
10/04/11 23:00:46 bJFPcsg00
>>331-332
シンプソン夫人の一番の問題は「離婚経験者で、配偶者がまだ生きていた」ことだよ。
米国人であるとか平民である事より、それが一番の問題だったのよ。死別だったら問題ないのよ。
あの時代、英国国教会の最高位にある国王の配偶者が「離婚経験者」では都合が悪かったのさ。
ヘンリー6世が「離婚するために」ローマ・カトリック教会から分離して、
英国国教会を創った気がするんだけどさwww
351:可愛い奥様
10/04/11 23:03:05 ydejEWvE0
>>336
そう、大変w
嫡子相続は大前提だけど、嫡子でも女子・女系も認めるイギリス王家のような例、
もっとも厳しい男子・男系のみしか認めないフランス王家とかバリエーションがある。
初代フランス王ユーグ・カペーの男系子孫が現在まで続いているのは結構奇跡的。
カペー朝→ヴァロア朝は、従兄弟(カペー朝最後の王の父の弟の息子)関係だけど
ヴァロア朝→ブルボン朝となるともうかなーり(200年以上)遡らないといけない。
ただ、女系こみでみるとヴァロア朝最後の王とはとこ関係にあたるし、義理の弟でもあった。
352:可愛い奥様
10/04/11 23:11:41 ydejEWvE0
連投失礼
平民じゃないけど、一介の騎士未亡人それも年上の子持ちを
王妃にしちゃったのはイングランド王エドワード4世(1442-1483)。
若くかなりハンサムだったようだけど、その後作った愛人も
庶民階級ばかりだったからそういうタイプが趣味だったのかも。
当時の王様クラスは外国の王女や大貴族の娘と縁組みするのが
デフォなので、単なる色恋沙汰だけでなくいろいろな思惑が
あったとはいえ、かなり異質。
353:可愛い奥様
10/04/12 00:08:00 CZLpNIOi0
エドワードとくればアツー!な2世を思い出してしまうわ。
354:可愛い奥様
10/04/12 00:32:39 xg/p2ELU0
>>351
長門の声で再生されましたw
>>329
時代がだいぶ古くなっちゃうけど
ビサンチン帝国初期のお后選びなら庶民もお后になれるよ。
美人コンテストを開催して優勝者が后になる。
劇場でストリップまがいのことしてた娘さんが優勝して皇后になったんだけど
実は劇場にいる段階で既に皇帝がフォーリンラブしてたって説もあるから
記録に残ってないだけで
皇子町娘を見初める→美人コンテスト目指して二人で頑張るなんてこともあったかも。
(花冠の竜の国思い出した)
355:可愛い奥様
10/04/12 00:33:25 DJE411MR0
>>346
新宿国の王子のところに隣国の王子(中野国とか豊島国とか)がフラフラ遊びに来る感じと考えると
スケールが分かりやすい
356:可愛い奥様
10/04/12 02:32:16 nrI0Ee9TO
美しさや瞳の色は現代だと重要視されないのは皆手に入れる事ができるからかな。
化粧、整形、カラコンに髪の毛も染めれば誰でも金髪碧眼の美形になる可能性がある。
手が届くものにはそこまで憧れないからね。
357:可愛い奥様
10/04/12 10:07:32 oa2aBrv+0
>>341
この点に限ったら、側室(正妻以外の妻)を認めた日本の家制度の方が合理的だと思う。
庶子でも普通に家を継げるため、その分、西欧に比べて庶子への差別が少なくなるから。
「正妻以外の妻」を認めるというのは、母親や妻にとっては不愉快だったかししれないけど、
間に生まれた子供にとっては良かったことじゃないだろうか。
あと、血筋が絶えても養子を取って家を続けるというのも。
358:可愛い奥様
10/04/12 11:14:02 ckr1MpBd0
>>352
庶民階級が好きというより、エドワード自身の金銭への執着心が強かったかららしい
でも当時エドワードが郊外へ狩目的のナンパに出かけるとき、家来の間では
「今度王様は○○方面へナンパしに行くらしいぞ!
そっち方面に城がある者は嫁さんも子供も遠くへ疎開させとけ!」
言われてたっつーのが凄いwww
359:可愛い奥様
10/04/12 11:18:03 DJE411MR0
樹なつみのマンガか何かで
やたらと北欧系のブロンドと青い目がマンセーされてたような覚えがあるけど
北欧つーとバイキングだよなぁ
プラチナブロンドに青い瞳でもはかなげな美少年ではなく
ごっついマッチョなオッサンだったらイヤだ。
トーマの心臓ではユーリの南欧系の黒髪がおばあさまに嫌われて
金髪の妹が偏愛されてたなぁ…ヨーロッパって基本、北欧上位なわけ?
360:可愛い奥様
10/04/12 12:16:45 X+6cGFCs0
ナチがドイツ男性と北欧女性を結婚させて
美しい子供を作らせたりしてなかった?
361:可愛い奥様
10/04/12 12:29:07 FTTOH9Wq0
SSの入隊にあたっては 容姿検査もあったからね。
身長180センチ以上 金髪碧眼容姿端麗
362:可愛い奥様
10/04/12 13:20:28 J1OKDO3M0
>>359
樹なつみだとデーモン聖典とか?
OZもそれっぽいね。
トーマの心臓のあの場面はすごく印象に残ってる。
萩尾望都は海外でも評判高いけど
こういうところの感想もきいてみたい。
363:可愛い奥様
10/04/12 13:31:05 727Pl3v40
いまのドイツは男性は色素が濃いめの方がもてるよ
364:可愛い奥様
10/04/12 13:32:21 euf1X8DJ0
北ヨーロッパに多い金髪碧眼は元をたどればゲルマン民族らしいけど
これが高貴な人種としてマンセーされだしたのはナチスからだね。
もっと昔だと、ローマ人から見て北ヨーロッパに住んでる野蛮人=
ゲルマンと思われてたから、イメージとしてはマッチョのおっさんが正しいw
少女漫画で金髪碧眼美少年マンセーが多いのは、戦時中日本にも
ナチスのアーリア人至上主義が宣伝されたせいじゃないかと思う。
実際欧米の方だと、イイ!とされる容姿の基準なんて、日本と同様に
その時々の流行によってころころ変わるもんね。
2~3年前とかハリウッドで黒髪流行ってなかったけ?
365:可愛い奥様
10/04/12 13:51:42 XPjVDW7J0
白人でも天然のきれいな金髪の人はわりと珍しくてモテると聞いたことがある。
まあ髪が金色ってだけで無条件にモテるというわけでもないが、
高身長であるとか巨乳であるとか程度には長所扱いになるらしい。
366:可愛い奥様
10/04/12 18:37:38 7fTcHlSm0
バナナフィッシュにも髪や目の色で(売り物である)少年たちの
値段が変わるという話が出てきたね。希少性が上がるほど価値も高く
金髪で緑色の目のアッシュはその中でも最高級の商品だったとかなんとか。
367:可愛い奥様
10/04/12 18:58:26 ftEFKKHq0
映画が白黒の頃は金髪がきれいにみえたよね。黒髪だと真っ黒。
368:可愛い奥様
10/04/12 19:16:01 2kYIKE7x0
子供の頃読んだ学習漫画タイプの赤毛のアンの漫画は
ページの余白に豆知識が載っていた
ダイアナのような黒髪黒目の少女は白人では珍しく
憧れの対象だったと記載されていた
でもラテン系なら黒髪・黒目の白人は結構いるよね?
369:可愛い奥様
10/04/12 20:20:55 EzSM9PWvP
>>362
花咲ける青少年のユージィンじゃないか?
370:可愛い奥様
10/04/12 20:33:37 FCw/LjDg0
キルスティン・ダンストが微妙ながらも美人枠にいるのも、貴重な天然の金髪だからってきいたことある。
371:可愛い奥様
10/04/12 21:13:47 5ZrTn01K0
>>368
逆にそ曽根まさこの「魔女に白い花束を」の主人公は黒髪というだけで
魔女呼ばわりされて忌み嫌われていたな。
372:可愛い奥様
10/04/12 21:41:31 vir57IXZ0
>>370
なるほど、彼女のブロンドは武器だよね
見ようによってはシルバーブロンドに見えたり凄く綺麗。
スパイダーマンでは何故か赤毛でアチャーって感じだったけどw
原作が赤毛だったのかな
373:可愛い奥様
10/04/12 21:41:43 ckr1MpBd0
王紋でキャロルがモテモテな理由が
「(当時の)エジプトには珍しい金髪碧眼だから~」
って描写がなかった?
メンフィスに会うまで頭巾か何かで髪を隠してたけど、なんかの拍子で脱げて
豊かな金髪がふぁさ~~~~って
374:可愛い奥様
10/04/12 21:44:15 iavjZymP0
>>253です。
お礼が遅くなりました。
やはり、美女と野獣の作者と同じでしたか。
なんか、同じ時期(本?)でよんだ記憶がうすらあったので
>姉は姉で、しばらく真剣に勉強したら、教養が身について(んな簡単なもんかよ)、
これ、まさに子ども心に感じたこと
で、大人になった今はさらに当時、本を読むたって、とっつきやすいハウツー本も
あるわけでない(人に好かれる10の法則みたいな)小難しい本をいきなり読めるか
と思う
ボーモン夫人ってアントワネットと同世代の人なのよね
女はきれいで馬鹿がいいって時代に、教養に目を向けるってとこまではいいけれど
多分女性としては教養のあった著者はおばかに育った貴婦人が勉強することの
ハードルがわかっていなかったのだろう
おまけにあのお話では教養を積んだ途端に性格まで一変してしまう
「私が別の貴婦人をほめると、あの人は(仮面で顔を隠した妃)は
さらにその人の美点をいくつもあげるんです。あんなに心根のすばらしい
人は云々」
となる。10年間があけば人は変われるかもしれないが、どうも1、2年
って感じだったし
375:可愛い奥様
10/04/12 21:47:43 vTV7WX3uO
「大草原の小さな家」でも、ローラが事あるごとに
メアリーの金髪をうらやましがってたなあ
376:可愛い奥様
10/04/12 21:48:24 O9RLXIim0
>>368
そういえば、子供のころ読んだ白雪姫では、白雪姫の母親が
雪の日窓辺で縫い物してて、指に針さして血が雪に飛んで、
「窓枠の黒檀のように黒い髪、雪のように白い肌、血のように赤い唇の娘」
って願うくだりがあったけど、あれは訳者が勝手に加えた脚色だったのかな?
元々のグリムの白雪姫にもあるなら、当時はは黒髪=美点だったんだろうけど。
377:可愛い奥様
10/04/12 22:00:39 V0TECq1X0
>>376
グリム童話の初期の版では「黄色の髪」になってたそうな(金髪とは違う色なのかしら)
でもって王子は初版では「死体愛好家」と明言されているそうな。
378:可愛い奥様
10/04/12 22:00:57 DJE411MR0
大草原の小さな家、日曜日の礼拝に行くときに
金髪のメアリーには水色のリボン、茶髪のローラにはピンクのリボン、
と髪の色でリボンの色も決められていて
お互いのリボンの色に憧れてた姉妹が、母さんが忙しくてバタバタしてる隙に
こっそり取り替えてしまう話があった。
昔の少女マンガ(西谷祥子とか)には
赤毛がコンプレックスのヒロインがよく出てきたような覚えがある。
「赤毛のチンクシャ」って呼ばれて馬鹿にされたり。
赤毛がダメっていうのがよくわからん。
379:可愛い奥様
10/04/12 22:01:31 8lnJluhf0
>>376
私の読んだ絵本もそうだった=冒頭 黒髪、白い肌、赤い唇
冬の窓辺が印象的な絵本であったが、原型ではどうったんだろうね、
白雪姫における美女の定義。
380:可愛い奥様
10/04/12 22:24:46 5ZrTn01K0
世界名作劇場の「こんにちわアン」で、最初にアンを引き取ったトーマス家の人達の中で
長女だけがアンにいつも優しくしてくれて、彼女が家族の中で唯一金髪だったから、
それでアンは金髪に憧れるようになったと言っていた。
381:可愛い奥様
10/04/12 22:28:44 iavjZymP0
>>377
薀蓄スレってことで突っ込みますけれどw
童話って言うのは子ども向けのお話だよね
それで死体愛好ってありえるの?
それともグリム童話と知られている話は、昔話とか伝承を集めた大人の
お話なのかしら
382:可愛い奥様
10/04/12 22:32:45 pqloIEqm0
>>377
えーっ?じゃあ生き返らないほうがよかったんじゃないの?>死体愛好家
383:可愛い奥様
10/04/12 22:35:02 iavjZymP0
>>366
ナチの人種選別の一つの基準に目の色があって、何週種類にも分類されていたとか
で、あるレベル以上に色素が濃い(つまり茶、黒等)だと親衛隊には選ばれない
多分、髪の色もサンプルがあって、比較したんだろうな
なんか、美容院のカラーリングみたいだが、人種差別は世界中にあるが
あそこまで悲劇的な虐殺にいたったのはドイツ人の几帳面さが悪い方に出たという
説も聞いたことがある
イタリア人ではそんなにきっちり分類しない、できない、とか
384:可愛い奥様
10/04/12 22:37:27 eLNg1s45P
>>381
初版だったか記憶はないけど自分が読んだ古い版のでは
王子は死んでるのが分かってて白雪姫の死体を手に入れ
どこに行くのにも家来に担がせてついてこさせていた。
姫(死体)のことを考えると食べ物も喉に通らないくらいだった。
だった。
家来がこんなにしごとが大変なのはこいつのせいっ
と死体を殴ったらら生き返った。
だった。
「死体愛好家」と直接表現ではないけど、間接的には
やっぱり死体愛好家。
385:可愛い奥様
10/04/12 22:39:05 V0TECq1X0
>>381
なんか初版だと
王子=死体愛好家
七人の小人ではなく、七人のひとごろし
姫が生き返ったきっかけは
死体を王子はどこへ行く時も随行させてて
重い棺を毎度担がされて腹がたった家来が
姫にパンチを入れたら口からリンゴのかけらが出て生き返った。
最初の話は相当ツッコミどころ満載だったみたい。
386:可愛い奥様
10/04/12 22:43:21 FCw/LjDg0
初版すごくおもしろそうだw
赤毛が欧米で嫌われてた一因は、イエスを裏切ったユダが赤毛だったから。
387:可愛い奥様
10/04/12 22:44:47 LtLA+ISs0
>>378
>金髪のメアリーには水色のリボン、茶髪のローラにはピンクのリボン
これ、とても疑問だった。
そういう慣習なの?それとも母さんの勝手な好み?
違っていたのに気づいたとき、母さんえらく派手に驚いていたよね。
で父さんが、まあだいじょうぶだろう、な感じに母さんをなだめていたよね。
388:可愛い奥様
10/04/12 22:52:51 ckr1MpBd0
>>384
トリビアでやっていたのを見た
絵柄がもんの凄くストーリーと合ってなくて爆笑した覚えがあるww
王子さまがかぼちゃパンツ履いてたな
389:可愛い奥様
10/04/12 22:54:41 YqajqcJ+0
髪の色で着れる服の色がだいたい決められていたようだから、
その関係じゃないか?
390:可愛い奥様
10/04/12 23:37:27 +ybyYN+20
>>370
彼女の顔って欧米では好まれる顔らしいよ。
フルハウスのDJみたいなのが美人らしい
日本人には微妙に見えるよね
391:可愛い奥様
10/04/12 23:47:13 p4nho4Vw0
>>374
ボーモン夫人のお話は当時の良家の子女をご教育するための道徳話だから、その辺は仕方ないのでは?
「美女と野獣」を読み返そうと思って本棚を探したら見つからない~。
代わりに出てきた「愛の妖精」も、日焼けした小汚い娘が実は思慮深い金持ちの美女になると言う超展開でしたわw
作者のジョルジュ・サンドはすさまじい人生を生きたお方ですが。
392:可愛い奥様
10/04/12 23:56:18 5ZrTn01K0
>>388
遠藤淑子がヨーロッパを参考にした時代物の漫画「憂鬱な王様」を描いた時、
昔の王子様が穿いているビチビチタイツとかぼちゃパンツが嫌いで、
それで中世ヨーロッパの服装を参考にしたと言っていた。
393:可愛い奥様
10/04/13 00:23:41 OVXH8fFL0
>>374
>教養を積んだ途端に性格まで一変してしまう
「教養を積む」って「人格を磨く」とほぼ同意語でない?
彼女自身、夫の愛を失って不幸な境遇になってその分人生経験積んだわけだし
それでも夫を恨むより自分がまず努力しようとするあたり元はそう悪くない女性だったんだろう。
人の噂話とおしゃれしか話題のなかった女が死ぬ気で良書の数十冊も読んで
そのたびに賢い妹と語り合ったり我が身を振り返ったりしてれば
1、2年もあればかなり変るんじゃないか?
394:可愛い奥様
10/04/13 06:07:24 BtoBY+s90
>>392
昔のタイツってどういうものだったのだろう
今みたいにぴったりフィットとはいかないよね
すぐに敗れそうだし、中世って貴族階級とは言ってもそれほど物質に
贅沢できてないと思ったけど
395:可愛い奥様
10/04/13 07:27:05 FEkWIsnH0
>>381
伝承。童話というより、昔話。
昔話なんてそんなもんかなあと思う。
日本でもカチカチ山とかきついよね。
背中焼かれて唐辛子味噌塗られて泥舟で沈められるなんて。
>>394
股引なんじゃね?
396:可愛い奥様
10/04/13 08:12:26 Reh1EZ9Y0
>>394
当時のタイツはやはり絹だったんじゃない?
希少な絹製品をまとうこと自体も財力をアピールするものだったんじゃないかと。
>>395
カチカチ山の狸がおじいさんおばあさんにしたこともかなり酷い。
>(ウソ泣きで)泣いて謝る狸にほだされたおばあさんが
とらえられていた狸の縄をほどいてやると、
狸はそのままおばあさんを撲殺しておばあさんに成りすまし、
帰宅したおじいさんに狸汁と偽った「ばあさん汁」を食べさせて
「じいさん、それは美味しいか?」という問いに「美味しい」と答えたおじいさんに
ことの顛末をバラし「じいさん、ばあさん汁喰った、ばあさん汁はおいしいか」と
囃したてながら逃げていく
それを考えると、狸がうさぎにされた仕打ちも仕方ないな、と思えるんだけど、
いまの絵本などはここをはしょっているから「うさぎ、やりすぎ」って感じがしちゃう。
397:可愛い奥様
10/04/13 08:16:42 ShhqSMuV0
グリム童話でなんかすげーと思った話といえばマレーン姫
人魚姫もあれぐらいアグレッシブに「後から来た女なんかに負けるか!」とあがけばよかったのに
完全な暗闇の中で七年間暮らしても正気を保てるのか、
七年間も腐らずに済む食料とはなんなのかが気になった。
398:可愛い奥様
10/04/13 08:52:10 79f/iXy00
>>397
ドライフルーツ・ブランデーたっぷりで、表面を砂糖でコーティングされた
海外のウエディングケーキは、長期保存可能らしいっす。
前に何かのTVで、ウン十年モノのウエディングケーキを食べていたけど、
お腹は壊していないようでした。
URLリンク(allabout.co.jp)
399:可愛い奥様
10/04/13 09:32:47 BtoBY+s90
>>397
あの生きながら閉じ込めるというのはほんとおそろしい
かの血まみれ伯爵夫人のエリザベートも最後は塔かなにかにとじこめられるんだよね
閉じ込められるっていっても、扉を塗り固めて、食事だけ差し入れる方式
数年、生きながらえたというが中を想像すると怖い
今でも、ヨーロッパの古い建物壊すとそういう部屋や壁のくぼみから人骨が
って話があるっていうけど
400:可愛い奥様
10/04/13 09:39:09 KRovdmXb0
>>396
じいさんも今まで食べた肉とは食感も味も(多分)まったく違う肉食べて
違和感を感じなかったのかな。
ばあさんの肉なんて兎やキジとかにくらべれば美味しくなさそうだし。
(不謹慎ですいません)
401:可愛い奥様
10/04/13 10:02:56 m17dLx5k0
>>399
塗り込め幽閉、亡くなった頃に改めて埋葬するわけじゃないのか・・・
閉じ込められたまま?
直接処刑しないのは高貴な人間だからなんだろうけど、えぐい。
402:可愛い奥様
10/04/13 10:10:18 M+PtGpNO0
>>399
一番ぞっとしたのは、そんな状態でも
エルセベートが「鏡」を持ちこんだって話だった。
窓も塗りこめられて、真っ暗で、鏡なんて見られるはずないのに。
403:可愛い奥様
10/04/13 10:31:53 BtoBY+s90
>>400
あの当時の埋葬って教会がやるわけでしょ
あんな罪状の人間をひきうけないと思う
多分、そういう場所は長期間放置だったんだろうね
404:可愛い奥様
10/04/13 11:19:24 R+N3U2nyO
>>397
マレーン姫の話を知らなかったから、ウィキで粗筋読んだわ
ナイフ一本で幽閉されていた塔からプリズンブレイクするお姫様と侍女、すごいなw
本当は本気を出せばとうの昔に脱出できたのに、父王の顔を立てて大人しく閉じ込められていたんじゃなかろうか
塔から出た後は王子の国に援軍を求めて、自国を滅ぼした隣国と戦争するのかと思ったよ
405:可愛い奥様
10/04/13 11:42:00 kpvJlnCC0
>333
その外国人バツ一嫁テレビで見たわ
当時現代のシンデレラ扱いだったもん
王子と出会ったのも外国だったしバーでナンパだったよw
王子は特別扱いじゃなくて彼女が普通に接してくれるのが新鮮だったってw
(もちろん王子だってことは知らなかったと嫁は言うてた)
天智天皇(中大兄皇子)は娘4人も
弟の天武天皇(大海人皇子)に嫁がせてるけど
一人出産後に死んじゃってる
残った三人のうち一人が女帝(持統天皇)になってるけど
彼女はお飾り女帝じゃなくて自ら
政治を自らやるぐらい積極的で行幸大好きアクティブな性格なうえに
万葉集には歌6個も残してる(同父の妃の歌は一首も残ってない)
顔面偏差値より健康長寿で有能な
女の人が尊重されてたんだろうな
406:可愛い奥様
10/04/13 12:05:47 zJyJ2vNT0
日本は古来男女平等(本居宣長説)で
女性も公的な地位に着いていた
皇后は本来は神の代言者であったとも言われる(折口信夫説)
女御更衣にはとくに学問は要らないが
皇后には漢文の読み書きが必要で(誰の説か忘れた)
紫式部が中宮彰子の教育係だったのは漢籍を教えるためだったらしい
古代中世の日本の女性は教養面では別格
407:可愛い奥様
10/04/13 12:37:15 FEHXQlco0
>>375
全く関係ないけど、テレビ版「大草原の小さな家」からの刷り込みで
「キャロライン母さんは金髪」だと思い込んでいたら、原作では黒髪だったんだよな。
児童書板の専スレで話題になっていた時に、もの凄く驚いた記憶がある。
408:可愛い奥様
10/04/13 12:49:51 z5bx+jY70
幽閉されたときの差し入れがパンとぶどう酒なんだよね。
パンはとにかくぶどう酒じゃ水分が取れない。よくいきられたな。
私なら2週間で死ぬわ。
409:可愛い奥様
10/04/13 12:56:06 uYuZ9MSpO
ルネッサンス期の西洋でも、表立っては女に知識なぞいらにゃーとか言いながら、
教養つけた高級娼婦が人気だったそうだね@娼婦ベロニカ
410:可愛い奥様
10/04/13 13:09:50 9NasOpMo0
>408
痩せているのね奥様、私なら1ヶ月はry
>389
山岸涼子の漫画でそんなのがあった。
プラチナブロンドの姉はいつも明るいパステルカラーのドレス
褐色の髪の妹はモスグリーンやくすんだ色のドレスばかり着せられるっての。
髪の色で小さいころから着る服まで決められてしまうのはすごいな
>396
今の幼児向け絵本では、たぬきが「もうしません」とあやまって
じじばばウサギと仲良くなって終わりだよ。
ジャックと豆の木も、桃太郎も、巨人や鬼は最後に改心してあやまって許してもらう。
いつからこんな友愛な内容になったのかは知らないが
411:可愛い奥様
10/04/13 13:14:33 Obow8wVJ0
>>409
教養つけた高級娼婦が人気だったんじゃなくて
人気高級娼婦のベロニカが、たまたま人一倍教養ある人だっただけ。
だと思いますよ。
412:可愛い奥様
10/04/13 13:17:37 nEB8mplX0
>>400
狐に化かされてお屋敷でごちそうを食べたつもりが
のっぱらで馬糞食わされてた
みたいな話もよくあるし
味や食感含めてごまかされていたということもあるのかも?
たとえばあさん殺されて爺さんそれ食っちゃって
ってのがあったとしても
「兎、お前は狸にそこまでする権限はあるのか?」という気はする。
復讐請負人ってのは昔からあるんだなあって気もする。
(善良で荒事向きじゃない)じいさんは自分の手は汚さない。
手を汚すなりわいの者は別にいる。
413:可愛い奥様
10/04/13 13:31:56 vNnRPfqQ0
>>412
おまえの母親が食われてたら
ウサギに感謝するだろうが
414:可愛い奥様
10/04/13 13:36:17 nEB8mplX0
>>413
いやなんか、トラブルに首つっこんで
「俺が代わりに殺ってきてやるよ」
っていう兎がね。
爺さんの側からすれば救世主だけど。
いるじゃん、『お前関係ないじゃん』って人がリアルにも。
AとBの間にトラブルがあって、AがそのことをCに愚痴ったら
「私にまかせて!」つって
無関係なCがBを嬉々として叩きに行く、みたいなパターン。
もしくはヤクザものの手口。
415:可愛い奥様
10/04/13 13:49:54 BhJyQg6J0
ウサギがね、復讐を代行するというところが、そういうイメージの動物じゃない
ので、逆にちょっと怖いかな。小さいし。油断させておいて、あの前歯でニッと
笑ったりするのかと思うと…
サルとか犬とかだったら、助っ人っぽいイメージがあるのだが。
416:可愛い奥様
10/04/13 14:04:43 864QzRi00
>>404
>ナイフ一本で幽閉されていた塔からプリズンブレイクするお姫様と侍女、すごいなw
>本当は本気を出せばとうの昔に脱出できたのに、父王の顔を立てて大人しく閉じ込められていたんじゃなかろうか
>塔から出た後は王子の国に援軍を求めて、自国を滅ぼした隣国と戦争するのかと思ったよ
爆笑しましたわ、奥様。
417:可愛い奥様
10/04/13 14:13:20 q2AS/jgb0
>>406
教養はあったけど、籠の鳥というかヒッキーだよね。基本。
418:可愛い奥様
10/04/13 14:16:54 5rzc6ZOWO
>>414
爺婆と仲良かった設定だったと思う>うさ
419:可愛い奥様
10/04/13 14:27:54 3IBaF60G0
「お嬢様と私」で皇后に飽きた許平君の台詞を思い出した。>>417
420:可愛い奥様
10/04/13 15:00:54 3PZhR3Xb0
>>404
プリズンブレイクするお姫様ワロスwww
上手く仕立てたら、ラノベかダークファンタジーで1本お話書けるねw
421:可愛い奥様
10/04/13 15:08:22 AGgGbOKK0
マレーン姫の話初めて知った。
これは映画にしようよw
しかし身代わり頼んだ王女様カワイソス
422:可愛い奥様
10/04/13 15:12:05 M+PtGpNO0
マレーン姫のお話、私も初めて知った。
プリズンブレイク・プリンセスってタイトルで映画を作ろう!w
>>421
うん、そっちの王女さまがちょっと気の毒。
423:可愛い奥様
10/04/13 15:22:42 zmGTUwc10
>>422
>プリズンブレイク・プリンセス
見てみたいww
今のハリウッドならきっとリアル重視で、ムキムキマッチョなヒロインにされそうw
424:可愛い奥様
10/04/13 15:48:14 fYw6InTu0
>>423
若い頃のアンジェリーナ・ジョリーとか良さそうw
425:可愛い奥様
10/04/13 16:30:41 3Qh173cR0
たくましいおとぎ話の女性キャラというと、沼地の魔女に捕われた王子を
魔女に掴まれてる手首ごと剣でぶった斬り、背中に担いで助け出した
青い目さんが好きだったけど、マレーン姫もカッコいいw
>>423
幽閉された時には可憐なお姫様と哀れな侍女だったのが、出てきたときには
リプリーとサラ・コナー(ターミネーター2の)のコンビになってたみたいな感じなんだろうか。
ハリウッド化されたら身代わりの王女もなんとか無事に済みそうだわ。
426:可愛い奥様
10/04/13 16:51:58 AGgGbOKK0
何も処刑せんでも、王子をたばかった罪くらいで
実家に送り返せばよかったのにね
その王女もまさか元王族の姫を殺そうと思ったんじゃなくて
言うこと聞かない召使を殺しちゃえ☆な感じだったんだろうし
個人的に、7年も日の差さないところに幽閉されてたのなら
髪が銀色に変化していてほしい
427:可愛い奥様
10/04/13 17:13:38 BtoBY+s90
しかし、アリサは日の差さない地下でも、広かったから肉体を鍛えることも
できたが、塔ってどの程度のスペースだったんだろうね?
案外、階段を上ったり下りたりでトレーニングになったとか?
それなら、
↓もありうるか
>幽閉された時には可憐なお姫様と哀れな侍女だったのが、出てきたときには
>リプリーとサラ・コナー(ターミネーター2の)のコンビになってたみたいな
>感じなんだろうか。
しかし、ハリウッドから可憐という言葉が消えて久しい気がする
最後に覚えているのはゴーストのミア・ファロー位かな
彼女もその後GIジェーンになったしな
428:可愛い奥様
10/04/13 17:20:31 plYLbc700
>>399
桐生操のエリザベートの伝記に地下室の壁か床から
人骨が発見された記述があるよ
エリザベートはおそらくこの骨はこの城を建設したときに
落城などの災厄を防止するための人柱になった人間の骨だから
そのままにして置かないと不吉な事が起きると主張した
そのためこの骨は別の場所に再埋葬されず
元の場所にまた埋め込まれた
塩婆の小説では、枢機卿(私生児)が実母の遺体を
愛情と敬意から教会の床か壁に埋め込む方法で埋葬したよ
429:可愛い奥様
10/04/13 17:26:08 R+N3U2nyO
>>427
ハリウッド映画で囚人が独房の中で天井から吊り下がって懸垂してたりするけど、あんな感じで鍛えていたのかも
>姫と侍女のトレーニング風景
閉じ込められて暇にあかせて体を鍛えているうちにガチムキになったお姫様なんて、いやだw
430:可愛い奥様
10/04/13 17:41:26 9hdAdjkH0
>>429
大丈夫。どんなに鍛えてもタンパク質摂取が足りないと
もりもりの筋肉にはならないから。
431:可愛い奥様
10/04/13 17:56:07 AGgGbOKK0
タンパク質… 鼠とか虫とか
実はナイフでこっそり窓を作って、焼き鳥とかして食べていたのでは
骨まで食べればカルシウムもばっちり!
432:可愛い奥様
10/04/13 17:59:17 KRovdmXb0
>>431
そこまで出来る人が筋肉モリモリになる期間(1~2年ぐらい?)
囚人に甘んじているわけがない。捕らえられて次の日くらいに脱出してそう
433:可愛い奥様
10/04/13 18:04:42 u80wpPDh0
>>432
そこで>404さんの推察ですよ。
>本当は本気を出せばとうの昔に脱出できたのに、
>父王の顔を立てて大人しく閉じ込められていたんじゃなかろうか
434:可愛い奥様
10/04/13 18:16:00 Obow8wVJ0
>>427
>ゴーストのミア・ファロー位かな 彼女もその後GIジェーンになったしな
ゴーストに出て、尚かつGIジェーンになったのは
ミア・ファローじゃなくて、デミ・ムーアだと思う。
435:可愛い奥様
10/04/13 19:40:28 noRGuAHA0
>>398
元々遠方から結婚式に来た親戚も持って帰りやすいように
日持ちしやすいドライフルーツ、ブランデーたっぷりのバターケーキだった
と聞いたよ>ウェディングケーキ
赤毛のアンの料理の本に載っていたウェディングケーキもそういうケーキだった。
436:可愛い奥様
10/04/13 20:43:24 3rDjpVvcP
>>420
っ「断章のグリム」
グロに耐性をお持ちで今時ラノベが大丈夫でしたらどうぞ
437:可愛い奥様
10/04/14 09:09:44 FzgGmX3U0
>>408
パンとブドウ酒
それは宗教的な意味があるのかな、せめてキリスト教徒らしくとか
あと、中世って結構、子どもにもエールとか飲ませているんだよね
もしかして、生水をさけるような意味があるかと想像してみた
438:可愛い奥様
10/04/14 09:38:22 mcHMlyud0
>>437
今でも、イタリアのように、生水が美味しくないから、
ワインが水代わりって所はあるよね。
439:可愛い奥様
10/04/14 09:50:00 Gm5YTi7q0
パンはキリストの肉でぶどう酒はキリストの血なんだっけ…
学校がカトリックだったので聖餐式のある御ミサのとき、洗礼を受けた信者生徒だけが
パンを口にいれてもらえるんだけど、水なしでパンのかけらを口に落とされるもんだから
「すげー苦しい、のどに張り付く」って皆嫌がってたなぁ。
幼稚園のときはあれがうらやましくて「信者になりたい」って親に頼んで却下された思い出がある。
440:可愛い奥様
10/04/14 09:57:53 oKxAwPPSO
中世はよく知らないけど、古代ギリシャ人やローマ人は水の代わりにワイン飲んでたよ
水で薄めて飲んでいたらしいけど
生水の塩素殺菌が出来なかった時代、衛生上の意味があったんじゃないかな
ワインじゃないけど、メソポタミアやエジプトで文明が発達したのはビールのおかげってテレビで見た
文明が発達すると周辺地域から都市へと人口が集中して、都市で飲料水が不足する
生水より長期保存できて栄養価も高いビールを飲むことで都市での生活が維持され、
文明はさらに高度に発展していったらしい
441:可愛い奥様
10/04/14 10:26:44 qfyxLT990
酒は酒であって水じゃないでしょ。
酒が分解されるときに水が必要で(加水分解)
酒のむと返って喉かわくじゃん。
ワイン中のアルコール(12%くらい?)を分解するのにワインの大部分を占める水分以上に
水が必要なんじゃないの?
食い物なくても1月くらい(人によっては数ヶ月)は生きられるけど
水ないと10日も持たないよ。
だから差し入れがワインで何年間も生きたというのがすごいな、と。