10/04/03 18:28:58 rcL39B200
田中芳樹の「銀河英雄伝説」
初めて読んだ中学生の頃は、凄い壮大な話に思えてすぐハマった
全体に漂うイデオロギー対立っぽい雰囲気が、ちょっと大人ぶりたい年頃に
ピッタリで、あれ読んで政治とか思想とか戦争とか分かったつもりになってて
マジ神作品!!!1!1!!とか思ってた
けど20歳超えて読んだら、良くも悪くも「ライトノベル」だわと思った
上手く言えないけど、アニメには出来るけど実写には向かない話っていうか…
ラノベだと割り切って読めばストーリーもキャラも魅力的なんだろうけど
2ちゃんでも、たまに銀英伝のセリフから引用したレスとか見かけると、
この小説の知識をうのみにして「戦略と戦術の違いは~」とか語っちゃってた
中二な自分を思い出して、パソコンの前で悶えてしまうw
あと感想が変わったというのとはちょっと違うかもしれんけど、同作家の「創竜伝」
これを初めて読んだのは高校生の頃で、あの田中芳樹の作品!と思って
期待しながら読んだんだけど、日本社会批判っぽいくだりに少し違和感があった
とにかく反権力で日本批判が正しいんだ、みたいなところとかね
それでもバカな高校生だった私は「変に思う私がバカなんだ」とか思って読み進めてた
けど、だんだん増える中国マンセーについていけなくなって、さすがに読むのをやめた
今になってみると、あのとき変だと思った自分は変じゃなかったんだと思ってる