10/02/17 12:43:43 hVje+CTL0
(>>4 からのつづき)
1.多くは新自由主義新党(みんなの党)へ合流?
旧日本社会党の議員は1996年衆院選直前、多くが民主党へ流れました。それと同じくらいの割合が流
れ込むでしょう。主に、若手・中堅クラスで、みんなの党に勢いが出ればここに合流する。衆院第二
党を結成する可能性もあります。
菅原琢・東大准教授は 「みんなでみんなの党へ」 と提案しておられますが、まさにそれと同じこと
が起きるかもしれません。
そうなると、民主党を中心とする政権に対して、新自由主義寄りから 「みんなの党」 が対抗します。
それに対して、左から日本共産党が牽制。公明党がつかず離れず、という構造になるでしょう。
2.自民党に残留=「右の社民党」?
そうはいっても、いまさら自民党を捨てられない人も多い。一般有権者でも、高齢者を中心に、
「何が何でも自民党」 という人も一定数おられる、と選挙取材を通じて感じています。
日本社会党で1996年の衆院選以降も、民主党に行かずに社民党に残った議員や党員に相当します。土
井たか子さんがその好例でしょう。村山富市さんも残り、1996年衆院選では小選挙区当選しました。
大物議員だと、少数政党でも議席をしばらくは維持するのではないでしょうか?たとえば社民党党首
の土井たか子さんでも、少数政党に転落した1996年、2000年の衆院選でも小選挙区の議席を維持して
います。辻元清美さん(ただし、彼女は日本社会党の経験はない)も2000年、2009年に小選挙区当選し
ています。 (つづく)