10/01/23 18:31:48 DEjFPDls0
「検察のリークではないのか?」 とキャスターが迫れば、新聞社出身のコメンテーターは
「多方面から取材し、それを(検察官に)当てて感触をつかんでから書く」 とリークを否
定する。毎日新聞の社説(22日付)も 「事件の取材先は捜査機関に限らず多岐にわたる」
と検察からの一方的なリークでないことを強調している。
地検のスポークスマンは次席検事だ。検事正に続くナンバー2の地位である。大きな事件
の場合、次席検事が起訴事実を記者にレクチャーする。「正式発表」 である。この場では
起訴事実以上のことは言わない。
だが、記者には発表以上のことを聞けるチャンスもある。事務官を通して次席検事に個別に
会わせてもらうのだ。「えっ!そんなことがあったのか」 というような裏話が聞ける。
ただし、ニュースソースは絶対に明らかにしてはならない。
ローカルの地検であれば、捜査を担当している検事に直接会って話を聞くことも可能だ。
お宅訪問も構わない。前にも 『拙ジャーナル』(18日付「『リーク満載』 不健全な日本マ
スコミのいびつな検察報道」) で述べたが、地方勤務の時代に全国紙の記者と検事が
「お友達」 になることがままある。(つづく)