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「介護に役立てて」80代夫妻、地元に2億円寄付
福岡県筑前町で養鶏場を営む平野泰三さん(88)と妻幸子さん(82)(福岡市南区)が8日、
「介護や福祉に役立ててほしい」と、町に2億円を寄付した。
平野さんは終戦後、朝鮮半島から引き揚げ、鶏30羽で養鶏業を開始。
1966年に設立した「平野養鶏場」は、一代で従業員約100人、年商約18億円に成長した。
2007年頃からパーキンソン病を患い、その後寝たきりになった幸子さんの介護を自宅で続けており、
「介護や福祉の大切さが身にしみた。町の役に立ちたい」と夫妻で1億円ずつの寄付を申し出た。
贈呈式で目録を受け取った田頭喜久己町長は「町財政がひっぱくする中、高額の寄付はありがたい。
大切に使いたい」と謝辞を述べた。町は基金を設けて活用する方針。
平野さんは昨年12月、介護を通じて知り合った仲間がいる同県大野城市にも1億円を寄付している。
(2010年2月8日16時23分 読売新聞)
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> 平野さんは終戦後、朝鮮半島から引き揚げ、鶏30羽で養鶏業を開始。