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韓国、日本に「誠意を期待」 強制徴用者99円年金手当
2010年1月22日21時30分
【ソウル=牧野愛博】太平洋戦争中に朝鮮半島から徴用され、日本企業で働いた韓国人に
厚生年金の脱退手当金として99円が支払われた問題をめぐり、韓国の柳明桓(ユ・ミョンファン)
外交通商相は22日の記者会見で「日本政府の誠意ある措置を期待する考えを伝えた」と語り、
日本側に外交ルートで善処を求めたことを明らかにした。
柳外相は「勤務時間によっては、金額が非常に小さくなる」と説明。
そのうえで「金額の問題ではなく、国民感情への様々な配慮が必要ではないかという立場を伝えた」
と述べ、日本側に対して受給者の納得がいく解決への協力を求めた。
ただ一方で、外交問題として取り上げる考えがないことも明らかにした。
一方、昨年末に社会保険庁から99円を受給した韓国人7人(うち2人は死亡)は14日、
支給決定を取り消して改めて妥当な金額を支払うよう求める審査請求書を東海北陸厚生局に提出した。
支援団体関係者によると、審査結果に納得できない場合、訴訟も含めた対応を検討するという。
また韓国政府は3月に、これまで4727人分が判明している厚生年金の加入記録を、
日本側から一括して提供を受けることで合意している。
日本側が提供する記録などから、働いていた職場や厚生年金の加入期間が証明された場合、
社会保険庁に脱退手当金を請求する意思を持っている韓国人も相当数にのぼっているという。
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