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>>506, >>508
自民党の吉村剛太郎参院議員(福岡選挙区)(70)は30日、福岡市で記者会見し、
同日付で離党届を提出したことを明らかにした。
来年夏の参院選で党の公認から漏れ、候補を新人に差し替えられたことに反発し
た。野党転落後、同党の現職議員の離党表明は4人目となった。
吉村氏は現在3期目で、参院政審会長も経験したベテラン議員だ。来年の参院選に
党公認で4選出馬を目指したが、党福岡県連は今月3日、各支部の意向調査をもと
に、新人の大家敏志福岡県議(42)の擁立を決定。党執行部も24日に大家氏を公
認し、現職を差し替えた初のケースになっていた。
吉村氏は記者会見で、「(福岡県連の候補者選考は) オープンでない古いやり方
だ。自民党は新しい保守政治の受け皿になりえない」 と批判し、福岡選挙区には
無所属で立候補するとした。
ただ、吉村氏の離党には、福岡県出身の国民新党の自見庄三郎参院議員 (比例)
との連携も取りざたされている。
民主党は、福岡を始め参院選の2人区に、社民、国民新各党の候補に協力するパ
ターンも含めて2人を擁立する方針を掲げており、国民新党内には「福岡の2人目
の与党候補として、吉村氏を国民新党に受け入れることは可能だ」という声があ
る。吉村氏も記者会見で、政府が通常国会への提出を予定する郵政改革基本法案
(仮称) に賛成の意向を表明し、与党に接近する構えをちらつかせている。
一方、自民党の大島幹事長は30日、離党届の扱いについて、記者団に「年明け
に判断する」と語った。選挙区選の公認調整では、今後も現職差し替えの可能
性が予想され、離党者がさらに続くことを懸念する声が広がっている。
(2009年12月31日14時35分 読売新聞)
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