09/12/22 10:24:08 f05WwxuJ0
うちの子、少し「ごゆっくり」な子なんだよね。
小さい頃は他人と目を合わせるのが苦手、お友達との協調が上手くゆかない、
話を理解するのが苦手で他人の気持ちを慮るということが出来なかった。
根気が続かなくてじっとしているのも苦手、挨拶も私が促しても無視することもあった。
それでも幼稚園の最初の頃は障害に気づけず（見た目が普通の子と変わらないから）、友達とトラブルだらけ。
何度も何度も相手の親御さんにお詫びに行き、幼稚園の先生にも頭を下げ、毎日泣いてて辛くて一緒に死にたいとまで思った。
年中の時の診断で障害を受け入れ、小学校に上がる時に特殊学級に入れた。
それからビックリするほどどんどん伸びて、今四年生なんだけど、一日のほとんどを普通学級で過ごしても大丈夫になった。
勉強も普通にみんなと一緒にテストを受けたり、行事や係も一緒。トラブルも無い。
たくさんの友達に囲まれて、いつもニコニコしてて、毎日が楽しそう。
挨拶も大きな声できちんと出来るし、会の司会も出来る。成績はむしろ良い方。
中学はもう普通のクラスでも大丈夫だろう、というところまで来た。
この子が先日、テレビの感動モノを観ながら涙を流していた時、心もきちんと成長してると感じて嬉しかった。
旦那の両親が盲目的に愛情を注いでくれた。
私がくじけそうになった時、「この子はすごくいい子なんだよ」と私によく言ってくれてた。
「ごゆっくりさん」に必要なのは、適切な療育と周りの支えと愛情だと思う。
愛子さんは全てを与えてもらえる環境にあるのに…と思うと見ていて歯痒い。
自分語り＆長文、ごめんなさい。