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5歳里子の虐待認める 「『女性』を意識、嫉妬から攻撃」と検察
里子として自宅で養育していた女児(5)を虐待して大けがをさせたとして、傷害罪に問われた大阪市西区の無職、
吉村陽子被告(35)は15日、大阪地裁(並河浩二裁判官)の初公判で「間違いありません」と起訴状の内容を認めた。
冒頭陳述で検察側は「正しい生活習慣を身に付けさせようとしかっても改善されず、いらだちを感じていた」と指摘。
さらに「夫にだけ懐く女児の態度に『女性』を意識し、嫉妬(しっと)心から攻撃したいと思った」と述べた。
吉村被告は終始うつむき、涙を流しながら冒頭陳述を聞いた。
弁護人は「『里親』という制度の中で起きた事件。公的機関が2人の関係をどう見ていたかが
判明しないと全容が明らかにならない」と児童相談所の記録の全面開示を検察側に要求した。
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