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普天間移設:「話あれば関空に」橋下大阪府知事
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、大阪府の橋下徹知事は30日朝、記者団に、
関西国際空港への移設について「政府から正式に話があれば、基本的に(議論を)受け入れる方向で
検討していきたい」と述べた。「あくまで個人的な意見」とし、政府からの要請は「正式にはない」
としながらも、嘉手納基地の騒音軽減対策としての訓練の一部受け入れも視野に、
関空の軍民共用化や神戸空港の活用も検討事項に挙げた。
普天間問題が大詰めを迎える中、関空移設を前向きに検討する姿勢を示した橋下発言は波紋を広げそうだ。
橋下知事は沖縄での地上戦を挙げ、「沖縄には多大なご負担をかけたので、
本州の人間は十分配慮しないといけない」と述べ、「あくまで日米安保が軸の話だが、
国から提案があれば、最初から一切拒否するわけにはいかない」との考えを示した。【福田隆】
毎日新聞 2009年11月30日 11時17分(最終更新 11月30日 11時44分)
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