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名門私大の付属校開設が止まらない。少子化の中、優秀な生徒を早い段階で囲い込む
戦略の一環だが、受験勉強を経験しない付属校出身者の存在が大学全体の学力を下げて
いるという指摘もある。学力試験がない推薦入試による入学者も増え続けており、
浪人の末にやっとの思いで入学した在校生やOBからは「大学のブランドが低下する」
との声が出ている。
「ここ数年の早稲田はOBとして見るに堪えない。在校生に占める一般入試経験者の
比率が年々下がりっぱなしなのに、さらに付属校を増やすとは、一般入試組の受験生を
軽視するにもほどがある。新設した学部に有名タレントやアスリートを推薦で入学させて
注目されましたが、ブランド価値は確実に下がっているとしか思えない」
こう憤るのは早大政経学部のOB。指摘の通り、早大では従来の付属4校に加え、
新たに2校の開設を決定。推薦入試の増加もあり、この9年間の文系学部の一般入試
募集人員は50%近く下がった。
ライバル・慶応大も小中一貫校の開設を予定。都内の大学では中央大が2校の付属中を
新設するほか、法政や明治も従来の男子校を共学化するなど、生徒集めに躍起になっている。
【大学経営】ブランドより金!?--名門私大の付属校開設ラッシュにOB激怒 [01/04]
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