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江森敬治『秋篠宮さま』より
昭和天皇のお手伝い
「『ヒオウギアヤメ』という家内の印(秋篠宮さまのはツガ)をなんで印としたのかというと、
昭和天皇が、『ヒオウギアヤメ』と、その変種で那須に分布する『ナスヒオウギアヤメ』の
由来や起源を知りたいという話を、家族で会食している時に食卓でされました。
昭和天皇が、なにかよい方法はないかと、私に聞かれた。それでは、私が進化生物学
研究所の近藤典生理事長(故人)に相談してみましょうということで、そのプロジェクトが
始まりました。
中間報告が進化研からくると、そのたびに私が昭和天皇に報告していました。私がイギ
リスに行っている間は、私の父がかわりに報告していたと思います。八七年の終わりか
八八年の初めから、昭和天皇の具合が悪化するまでずっと続けられました。でも、最終結
論は出てなかったと思います。
私もその『ヒオウギアヤメ』のことをよく知らなかったのですけれど、そういうことで昭和天
皇が最後に興味を持たれたことの手伝いをした。それでやっぱり自分にとって大変な記念
でしたから、家内の印が『ヒオウギアヤメ』になったのです。これは、私が両親と話をしたこ
とによるものです(印は天皇陛下が決めて、お与えになる)」